第3990回でも取上げた今注目の2つのリコールがいよいよ成立しそうです。阿久根市は早くから成立していましたが、議会の方をリコールする名古屋は有権者数が多いだけに危ないのではないかとの予想がありましたが、どうやら無事成立しそうなのだそうです。
四国新聞社 | 香川のニュースより 2010/09/28
二つのリコール運動が注目を集めている。舞台は名古屋市と鹿児島県阿久根市。大都市と地方都市、市長がリコールする側か、市長がされる側なのかなど方向は逆だが、根底には同じものが潜む。
名古屋市では、河村たかし市長の支持団体が市議会の解散を求めている。リコールのための署名は22日時点で30万人を超え、締め切りである昨日までの未集計分を合わせると、必要数の36万人に達する可能性が出ている。
阿久根市では既に、ブログ市長こと竹原信一市長のリコールに必要な署名が集まっており、年内にも住民投票が行われる。規模の違いはあれど、いずれも市民の相当な関心を集めたと言える。
河村市長の原動力は、主に市民の議会不信だ。議会はチェック機能を果たしていない、その割に報酬が高過ぎる、政務調査費の使い方もいいかげん―などといった市民の不満を、市長は表に引っ張り出した。
実は竹原市長も、よりどころは同じ。専決処分の連発など強権発動が過ぎて反発を買ったが、そこまで強気になれたのは、議会への市民の不満が募っていたためでもある。要するに、どこの市民も地方議会に不信感を抱いているということだろう。…以下略
中央の政治があの体たらくですからせめて地方から改革の嵐が沸き起これば面白そうです。兎に角上から下まで今の政治家の国や自治体のことより自分さえ良ければの姿勢に国民はあきあきしているのです。
今の民主党政権の様相では何年後に国が無くなるか分かりませんが、それでも堪った怒りは地方からの改革にも向かうのかもしれません。
諦めてしまえばそれで終わりですが、少しずつでも変わればもしかしたらこの国も救われる時が来るかもしれません。何にもせずに消滅するより、兎に角あがいてみる事かもしれません。
変わって欲しい!