我が家の芝生の草抜きをしているときに何時もの年なら片手に殺虫剤を持って噴射しながらでないととてもじゃないが一時も我慢できないほど蚊が群がってくるのですが、不思議なことに今年の夏は噴霧器を忘れても大丈夫なくらいに少なかったのです。
不思議に思いながらも、刺されないことを喜びながらも深くは考えませんでした。ところがやはり理由があったようです。
四国新聞社 | 香川のニュース 2010/10/03
今年の夏の記録的な猛暑で、3人に1人が熱中症の“予備軍”だった―。気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)のアンケートでこんな結果が出た。調査は9月下旬、同社の携帯電話サイト利用者を対象にこの夏の生活の変化を尋ね、3万8530人から回答があった。
体温の上昇や頭痛などを伴う熱中症について、「なった」「なりそうだった」「ならなかった」「分からない」の四つから選んでもらったところ、35%が「なりそうだった」と回答。「なった」と答えた8%と合わせると、猛暑による不調を訴えた人が半数近くに上った。
熱中症になりそうだったと答えた人の割合が最も高かった都道府県は香川で44%。次いで秋田40%、三重、岩手39%と続いた。最も少なかったのは島根、沖縄の28%。
睡眠不足になった人も目立ち、回答者の34%は「エアコンをつけても眠りが浅かった」とした。
「今年は蚊に刺されたか」との質問には、56%が「昨年より刺されていない」と回答。「昨年より刺された」の13%を大きく上回った。「蚊を見ていない」も8%あった。
この夏は蚊の活動が最も活発になるとされる気温26~30度を上回る日が多く、同社は「夏の嫌われ者である蚊にも厳しい暑さだった」と話している。
香川県が熱中症予備軍が一番多かったなんてのは笑ってしまいますが、暑さが蚊にも大敵だったとは思いもしませんでした。
何にでもちゃんとした理由があるんですね。まさか今年の暑さのお陰で蚊に刺されなかったとは、暑さも悪いことばかりではなかったということですね。
あの暑さも確かに大変でしたが、第3968回でも書いたように貧乏で暑さ寒さに対する耐性ができたのか今年の夏も冷房なしで過ごせた私にとっては蚊が少ない方が有難かったのかもしれません。
来年はどんな夏になるのかな!