団塊の世代のつぶやき

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トヨタ軽に進出

2010年10月03日 | トヨタ

  

軽自動車の世界に異変が起きようとしているようです。トヨタがダイハツからOEMで販売を開始するのだそうです。

  日刊工業新聞

  トヨタ、軽自動車に参入 掲載日 20100929

 トヨタ自動車は28日、軽自動車市場に参入すると発表した。2011年秋以降、グループのダイハツ工業から軽自動車3車種をOEM(相手先ブランド)調達し、トヨタブランドで年間合計6万台の販売を想定。国内新車市場の軽比率が高まる中、トヨタは顧客層を広げ、ダイハツは安定的な生産量を確保できる。

 ダイハツがトヨタに供給するのは軽乗用車「ムーヴコンテ」と軽商用車「ハイゼット」、さらに12年に1車種追加する。トヨタはカローラ店、ネッツ店のほか軽比率の高い地域のトヨタ店、トヨペット店での販売を予定し、取扱店舗数は全国約3100店舗になる見通し。

 トヨタからダイハツへのハイブリッド車や電気自動車技術の供給を視野に入れた環境分野の協業についても11年末までに具体策を決める。

  トヨタの販売網で果たしてどの位売れるのか興味深いものがあります。一気に業界のシェアが変わるなんて事が起きるのでしょうか。尤も、ダイハツもその辺りは警戒して、生産台数の一割までの提供と決めているそうです。
  とは言いながらもその販売力で大幅な台数が出ればその比率も変わるでしょう。
  しかし、その一方で、政府は軽の優遇税制を止める様なことを考えているようです。そうなると軽の利点は無くなるので燃費の良い小型車への移行も考えられます。それ以上に車自体の需要が激減する可能性もありそうです。
そうなってくると、トヨタが軽に乗り出すメリットも無くなるのじゃないでしょうか。
  それにしてもこの時期に増税をしようとする政府はやはりばら撒きすぎて原資が無くなったという事でしょうか。結局は国民に付けが廻ってくるようです。結果として車が減って環境が良くなればそれも良いのかも知れません。

それでも増税はたまりませんね!