第3123回などで何度か取り上げた、富士山やエベレストの清掃や日本人遺骨収集などで活躍している野口健さんが又しても凄いとこをやり始めるようです。
多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって利用するために結ばれた生物多様性条約の締約国会議「COP10」が今月、愛知・名古屋で開催されるなど、生物多様性の保全が強く叫ばれています。
そのような中で、我が国固有の領土であります尖閣諸島魚釣島においては、センカクモグラ、センカクツツジなど多くの固有種が確認されています。しかし、意図的に離され野生化したヤギのために、島の生態系に多大な影響を生じ、数多くの固有種の存続が危ぶまれています。なかでも、センカクモグラは環境省および沖縄県の絶滅危惧種に指定されています。
しかしながら、尖閣諸島に関しては、領有権の問題により、現状把握の調査および、保全がほとんど行われていない状態です。
このような状況において、専門家による上陸調査を実施し、最終的に魚釣島のヤギを取り除くことが緊急の課題であるとし、「センカクモグラを守る会」を立ち上げることといたしました。…以下略
この人の行動力は本当に凄いですね。この「センカクモグラを守る会」には驚きました。よくこんなことを思いつきましたね。今回の中国のやり方や日本政府の対応に怒り心頭に発していた日本国民全員がこれを聞いて「よくやってくれた」と大喜びするのじゃないでしょうか。
尤も、もしかしたら、こんな素晴らしいニュースはきっとマスコミが知らん顔する恐れもありそうです。もし仮に、マスコミがこのニュースをスルーすれば昨日書いた10月2日のデモを報道しなかったことが単なるミスでなく意図を持って無視したことが証明されることになるのじゃないでしょうか。
それにしても、これで政府や外務省などに邪魔されずに正々堂々と尖閣諸島に上陸できるというものです。中国の泣きっ面が見えるようです。
野口健さん凄い!