今日は、いよいよChina最後の日かと楽しみにしていたペンスさんの演説が無期延期だそうです。一体何があったのでしょうか。
共和党から反対もあったようですが、何を今更躊躇しているのでしょうか。何とも、嫌な予感がしますが、もしかしたら、Chinaが全面的に折れて来ることにでもなったのでしょうか。
こうなると、サミットの結果を待つしかなさそうです。今更トランプさんが手を緩めるなんてことにでもなったら怒り心頭です。まさかそんなことだけは無いと願いたい。
宮崎正弘の国際ニュース・ 早読みより 令和元年(2019)6月22日(土曜日) 通巻第6112号
ペンス副大統領、24日の演説を無期延期へ
「G20を前に中国を刺戟するのは良くない」? それとも他の理由が。。。
対中強硬演説で注目をあびたペンス副大統領の第二弾は6月24日、ウッドロー・ウィルソン・センターで予定されていた。
ところが、週末からワシントンでは演説の延期、もしくは中止説が飛び交っていた。
第一に大阪で28日から開催予定の「G20」を前に、来日を予定している習近平主席ならびに中国をこれ以上刺戟するのは良くない。すくなくともG0が終わってからにするべきた等の反対論が共和党内で議論されていた。
第二にイラン問題が、緊急案件として浮上し、加えて、サウジへの武器供与を議会が否決した。米国連邦議会はカショギ問題が尾を引いているうえにイエーメンへの武力攻撃を続けるサウジアラビアに対して懐疑的、かつ否定的姿勢に傾いており、紛争を悪化される武器の対サウジ供与は時期的に不適切とする理由をあげた。トランプ大統領は議会決議への大統領拒否権発動を準備しており、あくまでのサウジへの武器供与を続ける方針である。
第三に中国の動きが微妙である。
習近平は外交的失敗を隠蔽するための芝居を狙っていたが、それが北朝鮮への突然の訪問となってあらわれた。
ハノイにおける弐回目の米朝会談の失敗後、金正恩は北京に報告のために立ち寄らず、無言で平壌へ帰国した。この行為にむくれていた習近平が自ら北朝鮮にご機嫌うかがいに行ったのだから、これほど中華思想の文脈から看て、屈辱的なことはないだろう。
かくしてペンス副大統領の第二弾演説は無期延期となった。
何があったにしても、この期に及んでの中止にはおかしなものを感じずにはいられませんが、やはりサミットを待つしかないのでしょう。何とも歯痒い。
台湾の総統選挙はどうなるのでしょう。民進党は蔡英文さんに決まったようですが、国民党から出る鴻海の郭会長が会長を辞めて選挙に集中するそうです。何だか嫌な感じです。
郭会長の意図はどこにあるのでしょうか。やはりChinaの下僕でしょうか。それとも、台湾の独立を考えているのでしょうか。普通に考えればChinaの手下でしょうね。
産経ニュースより 2019.6.21
鴻 海の郭会長が退任 台湾総統選に集中
【台北=田中靖人】台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は21日の株主総会と取締役会で、来年1月の総統選に立候補を表明 している創業者の郭台銘(かく・たいめい)会長(68)が会長を退任する人事を決めた。郭氏は取締役にとどまるものの、 経営の第一線からは退き当面、総統選に向け野党、中国国民党の予備選に集中する。
後任の会長には、鴻海の子会社シャープの取締役も務める劉揚偉(りゅう・ようい)氏が7月に就任する。今後の鴻海の経 営は、郭氏の側近を含む取締役ら9人で構成する経営委員会が担う。郭氏は当初、取締役も退任するとみられていたが、一定 の影響力を残した。新経営陣は米中貿易摩擦の中で、難しい舵取りを迫られる。
郭氏は株主総会の冒頭、「鴻海からフェードアウトすることを決めた」と述べて会場を退席。新会長が決まった後、再び登 壇し、「今日の台湾経済の問題は政治にある。過去の40年間に培った資源を今後4年間、台湾のためにささげる」と総統選 への意欲を改めて示した。
国民党は7月中旬に世論調査に基づく予備選を行なう。郭氏は各種世論調査で、韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長(62) を追う展開。韓氏は香港のデモに関する失言などで支持率を下げており、郭氏との差が縮まっている。
蔡英文さんがもっと独立を全面に出してブームでも起こしてくれないものでしょうか。国民党はどちらになろうともChinaの手下にならずに台湾独立を目指してくれれば良いのですが、そうは甘くないでしょうね。
一番良いのは選挙までにChinaが崩壊していることですが、これも何とも言えませんね。大方の予想はまだ時間が掛かるということですが、ここは何とかトランプさんの力で今年中に何とかしてもらいたいものです。
深田萌絵さんを橋下達が非難し続けているようですが、日本の戸籍制度はそれほど厳格なものではないとのツイートを孫向文さんがしてくれています。
日本のことですから抜け道だらけのような気がします。一時、本籍を皇居に移すことも出来ると話題になったこともありましたからどうやら適当なもののようです。
それにしても、出生地の抹消に拘る橋下はやはり怪しそう。何が目的なのでしょうか。
― 孫向文 (@sun_koubun) 2019 年6月20日
全てが性善説が基本の日本は腹黒い世界から見ればスキだらけなのでしょう。やはり、内と外の使い分けを真剣に考える必要がありそうです。
国連の事務総長が天安門事件に「コメントなし」と、答えた衝撃を、 8日、第1964回の「★国連はChinaの手下」で、取り上げました。
何と、今度は当事者が事件の調査を要請したら「中国からの交付金が減る」と、拒否したそうです。何とも素晴らしい腐敗振りです。
日本にはあれだけ無茶苦茶を突きつけてきたのはやはり、日本は何を言っても文句も言わずに金を払うカモ」と。完全に舐めきっていたということを見事に証明してくれました。
これで、アメリカと日本による新しい組織の実現が見えてきたのじゃないでしょうか。
【悲報】天安門当事者が国連に天安門事件の調査を要請→国連人権理事 会、拒否「中国からの交付金が減る」 https://t.co/dUZL1zZAaD pic.twitter.com/1mV5r2gNSH
— もえるあじあ(・∀・) (@moeruasia) 2019 年6月20日
それにしても、ここまで虚仮にされてる日本の外交の情けなさには呆れるしかないですね。
大学の腐敗の酷さは目を覆うものがありますが、何と拉致もチュチェ思想の教授のゼミからというのもあるそうです。
「虎ノ門ニュース」で、上念・大高コンビが明かしてくれています。これは知りませんでした。こうなると益々大学の劣化は放置しておけません。と言うか、分かっていても手を付けなかったのでしょうから政府・文科省の腐敗がそれを許してきたのでしょうか。何とも情けないですね。
やはり、日本人の劣化はもう救い様のないところまで来ているようです。これでは、世界を導くなんて烏滸がましい。
【拉致】上念司「大学教授にはチュチェ思想が多い。而もその教 授のゼミ からいなくなっている人がいる。有本恵子さんのゼミの担当もチュチェ思想」大高未貴「都内小中学校で卒業旅行に沖縄 へ連れて行き辺野古、高江に連れて行って安倍が改憲しようとしているのは戦争になると感想文に書かされる」
― たかりん。7 (@takarin_7) 2019 年6月21日
悲惨 pic.twitter.com/fWAshNuaJm
まずは、拉致被害者を日本人の手で全員取り戻すことで名誉挽回するしかないでしょう。それには、憲法改正が必要です。
反日売国左翼・在日マスメディアが何があっても安倍さんを賞賛することには報道しない自由を目一杯行使するのはネットでは常識ですが、今度のイラン訪問でも懲りずにやっているようです。
「虎ノ門ニュース」で、大高・上念コンビが現地での情報を語ってくれています。結構評価は高いようです。
安倍さんのハメネイ師への反論は見事ですが、今の日本にはそう言われるのも仕方ないのも当然と言えるのじゃないでしょうか。やはり、胸を張って世界に立ち向かえる日本になってもらいたいものです。
大高未貴「日本で報道されないがハメネイ師から『アメリカにびくびくす るな!』と言われた安倍総理は『かつて日米は戦ったが、今は人類の進歩を共に考える立場。逆にイランがやってること は後退では?』と強い反論をしたとイラン地元紙に掲載されてる。成果がないと喜んでる日本メディアは気持ち悪い」 pic.twitter.com/fFzugD13zf
— DAPPI (@take_off_dress) 2019 年6月21日
上念司「安倍総理がイランに行ってタンカーが攻撃された=もっともイラ ンに友好的な西側の国に対してもイランはああいう態度をするということ。サウジやイスラエルは安倍総理が身をもって イランがろくでもない国と証明したと思ってる。だからサウジやイスラエルは日本を庇ってる。イラン訪問は大成功」 pic.twitter.com/tCIXCzxXzC
— DAPPI (@take_off_dress) 2019 年6月21日
このところの、財務省を筆頭とした反日売国左翼・在日共の腐敗しきった様子に怒りが収まりません。ねずさんが教えてくれる江戸時代の官吏である武士の素晴らしさに比べてこの違いはやはり明治維新から西洋に追いつき追い越せによって悪しき物まで取り込んでしまったということじゃないでしょうか。
そのねすさんが、朝鮮通信使 のどうにもならない酷さと、それに苦労した対馬藩の対応の話の中で当時の政治の凄さを教えてくれています。
あの有名な香川の恥南原繁東大総長代名詞である「曲学阿世の徒」も、やっとその意味が本当に解ったような気がします。
いまや、曲学阿世の徒の排出元となってしまっている東大法学部の伝統はここから始まったのでしょう。
これは、今の政治家や官僚に是非読んでもらいたいものです。何時ものように全文はリンク元で読んでください。今回は、特に長いですよ。
ねずさんのひとりごとよ り 2019年06月19日
朝鮮通信使 と人質のお話
江戸時代の朝鮮通信使に関連して起こった対馬藩の事件は、
「柳川一件」
と呼ばれ、学問が空理空論に走ることを戒めた事件として、大切な教訓にされました。
どんなに勉強ができたり通訳ができたとしても、
「民を靖(やす)んじる」
という施政の本義を失ったならば武士ではない。
どんなに学問ができようが良い大学を出ようが、一見正しげな理屈を言おうが、国を靖んじ民の安寧を離れては「曲学阿世の徒」 でしかないということが、きつく武家のいましめとされたのです。…中略
…略
一方対馬藩では、藩主の宗義成の「お詫び文」の偽造に対して、家老の柳川調興(やながわ しげおき)が、三代将軍徳川家光に、「嘘はいけない」と藩主の宗義成を告訴しました。
柳川調興というのは、たいへんな教養人で、China語、Korea語にもよく通じ、古今の書物にも精通する人物です。
それだけに藩主の二枚舌外交は許せなかったのでしょう。
江戸幕府内でも、幕府の官僚の一部は、柳川氏の意見を、もっともなことだと評価したようです。
そこで江戸幕府では、家光の命で、江戸城大広間に、江戸にいた全国の大名を全員総登城させました。
そして将軍家光の前で、対馬藩主の宗義成と、対馬藩家老の柳川調興を直接対決させました。
理は、柳川調興にあります。
嘘はいけないからです。
まして国書の偽造など、もってのほかです。
ところが、その場にいた全国大名の総意と、将軍の家光の判断は同じでした。
結論は、
「藩主宗義成にお咎めなし」
というものです。
そして家老の柳川調興は津軽に流罪になりました。
なぜでしょうか。
なぜ嘘はイケナイと言った柳川調興が罰せられ、偽書を書いた宗義成が無罪とされたのでしょうか。
このことを、私達はしっかりと考えなければならないと思います。
現実に朝鮮出兵をしてきた全国の大名たちからすれば、民を人として扱わず、民に対して暴虐と貪りの限りを尽くし、平気で 奪い、殺し、その肉を食らう李氏朝鮮の一族は、まさに獣であり、国の名に値しないものです。
獣に対して自己防衛のために偽書を送り、対馬藩の民衆の安寧を図るのは、たびたび熊に襲われる村人たちが、熊に偽の餌を 与えて、熊からの被害を食い止めようとするのと同じです。
つまり、宗義成の行動は、藩主として当然の行いであり、李朝を「人の王朝」と考える家老の柳川調興のほうが、むしろ現実 をわきまえない「曲学阿世の徒」であり、その曲学に基づいて藩主を告訴するなど、もっての他だと考えられたのです。
だから、柳川調興は遠島流罪となったのです。
江戸の武家社会では、この事件を
「柳川一件」
といって、幕末から明治にかけても、学問が空理空論に走ることを戒めた事件として、大切な教訓とされました。…以下略
それにしても、江戸時代の政治は凄いですね。日本の再生もここまでは無理なのじゃないでしょうか。と言うか、やはりちょっと息苦しいかも。それにしても、こんな政治が行われていたことに驚くしかありません。日本は凄すぎる。
昨日に続いてソフトバンクの嫌な記事がありました。何と、役員報酬で上位5人をソフトバンクGが占めているのだそうです。流石、日本企業とは違う感性の経営のようです。やはり、グローバル企業は違います。
もしかしたら、昨日の脱税はこの報酬に当てるつもりだったのでしょうか。役員も外人が多いようです。やはり、日本人に報酬を払うのが嫌なのでしょうか。となると宮内さんはやはり。
産経ニュースより 2019.6.20
役員報酬、最高額32億円 上位5人はソフトバンクG
東京商工リサーチは20日、平成31年3月期に1億円以上の役員報酬を受け取った上場企業の役員を発表した。最高額はソフトバンクグループのロナルド・フィッシャー副会長で32億6600万円だった。上位5人をソフトバンクグループが占めた。
報酬はストックオプションや退職慰労金などを含む。2位はマルセロ・クラウレ副社長の18億200万円。3位は宮内謙取締役が12億3千万円で続いた。
東京商工リサーチが20日午後5時時点で、有価証券報告書の提出が確認された269社を対象に集計した。トヨタ自動車や、報酬1億円以上の役員が例年多い三菱電機などは含まれていない。
こんなに報酬を払う余裕があるのなら料金の値下げに頑張ってもらいたいものですが、それはきっとしたくないのでしょう。
それにしても、この報酬を見て、ソフトバンクの利用者達はどう思うのでしょうか。流石、我が同胞は凄いと喜んでいるのか。その影で、利用されている日本人はまだ目覚めないのでしょうか。
習皇帝がロシアや北を訪問しているのは、やはり追い詰められた焦りの表れでしょうか。兎に角必死で生き残りを画策しているのでしょうがここまで来て上手く行くでしょうか。
いよいよ人民日報までが批判を始めたようです。何時もの石平さんが詳しく書いてくれています。習皇帝はこの危機を抜け出すことが出来るのでしょうか。と言うか、是非、Chinaの最後の皇帝として無事に幕引きを終えて後世に名前を残してもらいたものです。
産経ニュースより 2019.6.20
【石平のChina Watch】人民日報の「習近平批判」
6日掲載の本欄で、米中貿易協議の決裂以後、中国の習近平国家主席が、この件について無責任な沈黙を保っていたことを指摘したところ、翌日の7日、彼は訪問先のロシアでやっと、この問題について発言した。
プーチン大統領らが同席した討論会の席上、習主席は米中関係について「米中間は今貿易摩擦の中にあるが、私はアメリカとの関係断絶を望んでいない。友人であるトランプ大統領もそれを望んでいないだろう」と述べた。
私はこの発言を聞いて実に意外に思った。米中貿易協議が決裂してから1カ月、中国政府が「貿易戦争を恐れず」との強硬姿勢を繰り返し強調する一方、人民日報などがアメリカの「横暴」と「背信」を厳しく批判する論評を連日のように掲載してきた。揚げ句、中国外務省の張漢暉次官は米国の制裁関税を「経済テロ」だと強く非難した。
こうした中で行われた習主席の前述の発言は明らかに、中国政府の強硬姿勢と国内メディアの対米批判の強いトーンとは正反対のものであった。彼の口から「貿易戦争を恐れず」などの強硬発言は一切出ず、対米批判のひとつも聞こえてこない。それどころか、トランプ大統領のことを「友人」と呼んで「関係を断絶したくない」とのラブコールさえ送った。
国外での発言であるとはいえ、中国最高指導者の発言が、国内宣伝機関の論調や政府の一貫とした姿勢と、かけ離れていることは、まさに異例の中の異例だ。
さらに意外なことに、習主席のこの「友人発言」が国内では隠蔽(いんぺい)された一方、発言当日から人民日報、新華社通信などの対米批判はむしろより一層激しくなった。新華社通信のネット版である新華網は7日、アメリカとの妥協を主張する国内一部の声を「降伏論」だと断罪して激しく攻撃。9日には人民日報が貿易問題に関する「一部の米国政治屋」の発言を羅列して厳しい批判を浴びせた。
それらがトランプ大統領の平素の発言であることは一目瞭然である。人民日報批判の矛先は明らかに習主席の「友人」のトランプ大統領に向けられているのだ。そして11日、人民日報はアメリカに対する妥協論を「アメリカ恐怖症・アメリカ崇拝」だと嘲笑する論評を掲載した。
ここまできたら、新華社通信と人民日報の論調は、もはや対米批判の領域を超えて国内批判に転じている。それらの批判は捉えようによっては、習主席その人に対する批判であるとも聞こえるのだ。貿易戦争の最中、敵陣の総大将であるはずのトランプ大統領のことを「友人」と呼んで「関係断絶を望まない」という習主席の発言はまさしく、人民日報や新華社通信が批判するところの「降伏論」、「アメリカ恐怖症」ではないのか。
習主席の個人独裁体制が確立されている中で、人民日報などの党中央直轄のメディアが公然と主席批判を展開したこととなれば、それこそ中国政治の中枢部で大異変が起きている兆候であるが、その背後に何があるのかは現時点ではよく分からない。おそらく、米中貿易戦争における習主席の一連の誤算と無定見の右往左往に対し、宣伝機関を握る党内の強硬派が業を煮やしているのではないか。
いずれにしても、米中貿易戦争の展開は、すでに共産党政権内の分裂と政争の激化を促し、一見強固に見えた習主席の個人独裁体制にも綻(ほころ)びが生じ始めたもようである。
もちろんそれでは、習主席のトランプ大統領に対する譲歩の余地はより一層小さくなる。米中貿易戦争の長期化はもはや不可避ではないか。
問題はトランプさんですね。まさかここで譲歩するとは思えないし、思いたくもない。どうか心変わりせずに徹底的にChinaを叩き潰して下さい。
ここでChinaを延命させることになれば、それこそ歴史に詰めを誤り世界を危機に齎したバカ大統領の名を残すことになるでしょう。
トランプさんが、救世主となるかバカになるかの正念場です。