Chinaの女性が3年前に沖縄の無人島を買ったという動画をアップしたことが日本人に怒りを覚えさせているようです。
青山さん達が動いた法律も殆どアリバイのようなものなので殆ど効き目はないようです。これから徐々に厳しくして行くという考えのようですが大丈夫でしょうか。
「ぼくらの国会」で青山さんが報告してくれています。
こちらは、Chinaから見た台湾有事。
その台湾でおかしな動きがあるようです。宮﨑さんが報告してくれています。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和五年(2023)2月12日(日曜日) 通巻第7633号 <前日発行>
台湾で「統一派」がまたまた蠢動を始めた。郭台銘が攪乱
星雲大師葬儀に中国からごっそり訪台、国民党副主席は訪中
アメリカの台湾への武器供与は2010年以来の累積が370億ドル。この内の210億ドル分は過去3年になされた。しかも22年に表明されたアメリカの 対台湾武器供与パケッジは13回(新規契約が10,従前契約修正が3)。155ミリ榴弾砲、F16ジェット戦闘機の新バージョンが含まれる。
議会証言でウェンディ・シェーマン国務副長官(女性)は「台湾派自立した自衛国家である」と述べている。
こんな折に国民党副主席の夏立言が北京を訪問し、台湾弁事処の宋濤主任のほか中央政治局常務委員で序列四位の王戸寧とも会談した。王は「台湾同胞と団結して祖国統一を共同してつくろう」とし、あらためて台湾独立に反対する立場を確認した。
国民党の思惑は「中国当局と対話できる政党」をアピールすることだが、台湾では「武力解放を呼号する勢力に媚びを売った。台湾が中国の圧力に屈したという誤印象を国際社会に与える」として評価しないのが圧倒的世論である。
先週、97歳で死去した仏光山の星雲大師の葬儀が2月13日にとりおこなわれる。
星雲大師は「台湾の池田大作」と言われるほどの親中派で、「統一」を唱えるため、台湾における宗教活動は「中国の第五列」と警戒された。仏光山信者は世界 に拡がり、世界50ヶ国、173カ所に拠点がある。大乗仏教だが、中国仏教の八つの会派を統一したなどと自称し、1998年には世界仏教会議を開催した。
仏光山は高雄市の外れ、大樹郡の山岳に位置し、敷地30万平米、金ぴかの阿弥陀堂の大伽藍は観光名所にもなっている。四十年ほど前に筆者が行ったときは大仏群があったが、阿弥陀堂はまだ完成していなかった。
さて星雲大師の葬儀に中国は台湾弁事処副主任の龍明彪ら五名と宗教局前局長の葉小文、それに統一戦線部五名などが台湾ヴィザを申請し、葬儀参列を予定している。
まだややこしい動きがでている。
鵬海精密工業のCEO郭台銘がまたも台風の目になりそうなのである。郭は出張先のアメリカから前立法院議長の王金平に電話し、帰国したらすぐに会談した いと申し入れた。そして7日に二人は面談した。おそらく次期台湾総統選挙出馬の可能性を模索したのではないかと言われた。
▲星雲大師に郭台銘と、カオス状態の台湾政界だが。。。。。。。。
郭台銘は中国に多くの工場を持ちアップルの携帯電話組み立てで爆発的に商いをのばし、中国全土に百万人を雇用して、ビジネス界では立志伝中となった。トランプ政権の時はアリババの馬雲やSBGの孫正義と並んで鍬入れ式を行ったこともあった。日本ではシャープを買収した。
郭台銘は王金平との会談の翌2月8日に高雄へ飛んで、仏光山の星雲大師を弔問し、つぎに関羽廟に参詣し「台湾を守るよう」祈ったそうな。
派手なパフォーマンスだった。
マスコミ陣から質問を受けると、「国民党の一連の措置を待っている」と謎の言葉を残した。
これは国民党へ復帰するかという意味で総統選にでるには党の予備選を戦う前提がある。党内は朱立倫(国民党党首、元新北市長)候補でほぼまとまった情勢だが、新北市長の侯有義が世論調査では首位に立っている。
2019年の国民党総統予備選挙は本命視された朱立倫の戦列に、張亜中、周希偉ら有力者が立候補を表明していた。突然、郭台銘が立候補を表明した。党員ではなかったが、郭は破格の寄付を行って「名誉党証書」を入手した。
すると中国共産党の命令を受けた(証拠はないが)らしい韓国瑜・高雄市長が予備選挙に急遽、参加して大混戦となり韓国瑜が45%、郭台銘が28%となった。
本番で韓国瑜は蔡英文に惨敗した。
やはり、鴻海はどうにも怪しい。今も、熊本に日本の金で半導体工場を建設しているようですが、日本の政治家にはシャープを盗られた罪の意識はないのでしょうか。
鴻海はChinaから撤退する気はないのでしょう。アメリカもやはりバカですね。