公共交通好きの私ですが、第85話でも書いたように乗り降りに時間がかかるバスはどうも好きになれません。その後久しぶりに訪れた京都で市バスに乗乗る必要ができたのですが、これがどこを通ってどこへ行くのか皆目わからず乗るバスを見つけるのに苦労しました。やはり、行き先の分かりやすい線路がある方が良いですね。
こんなことを考えているのは私だけかと思っていたら面白い記事を見つけました。
FujiSankei Business i. 2007/12/3
・・・略
「どうして鉄道にこだわるのか、道路を走るならバスでもいいのでは」。須田教授に率直な質問をぶつけたら、こう返ってきた。「道路に線路があると安心感が全然、違うんですよ」
・・・以下略
成る程、「安心感」ですか、私の感じていた漠然とした不安感はこれかもしれません。何と言ってもバスは路線が見えないのでどこを通るのかが分からず乗っていてもこれは本当に目的地に行くのだろうかとの不安が付きまといます。運転手が道を間違えることもあるかもしれません。渋滞に巻き込まれることもあるでしょう。つまりは時間が一定しない。
その点、線路があれば脱線しない限りは間違ったところへ連れて行かれる心配もありませんし。間違った路線に乗ってもそんなに沢山ルートがあるわけではないので間違いに気づき易いのじゃないでしょうか。当然渋滞に巻き込まれることもなく時間も読めます。
それ以上に、もしかしたら、線路が目に見えるということがこうした安心感を生むのでしょうか。それにしても、こういう考えがあることを知って、私の路面電車好きに自信がもてます。
やはり公共交通は路面電車が主役!
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