何時ものように、更新のネタ探しにネット巡回をしていて興味ある記述を見つけました。
県の伝統的工芸品の一つ、鬼瓦をモチーフにしたうどん鉢「鬼瓦 さぬきうどんの器」が、高松市牟礼町原の道の駅「源平の里 むれ」で販売中だ。笑ったり、にらんだりと一つひとつ表情が異なる鬼の顔を底面にあしらったデザインで、訪れた観光客らの人気を集めている。
県内では、江戸時代後期から鬼瓦などの装飾瓦の製造が、現在に伝わっている。鬼瓦は、瓦ぶき屋根の端に雨水の浸入を防ぐために取り付けられ、水や火などの災いから建物を守る魔よけとしても使われてきた。…以下略
とここまで書いたら、「うどん」に反応したと思うでしょう。ところが私が「あれっ」と思ったのは、「鬼瓦は、瓦ぶき屋根の端に雨水の侵入を防ぐために取り付けられ」というところです。
実を言うと、鬼瓦は魔よけなどのための飾りくらいにしか思ってなかったので、雨水の侵入を防ぐという考えれば当たり前とも思える本来の役割があることなど考えたこともありませんでした。
本当なんでしょうか。
ということでサーチしてみました。相変わらずネットの凄さを感じさせてくれる情報が沢山ありました。
Q.屋根材としての役割は何だろうか?
- 鬼瓦の役割は、棟の両端から雨水が進入するのを防ぐことにあります。粘土瓦の製造業者は「粘土瓦製造業」に分類されるので、確かに屋根材なのですが、機能的には意匠としての飾り屋根です。
こう見てみると、鬼瓦が雨水を防ぐ役割を果たしているのは常識のようです。相変わらず知らぬは私だけ状態のようです。
それにしてもこんな当たり前のことに気が付かなかったとは頭悪すぎですね。
情けない!