~こころ豊かな愉快な生き方を求めて~

サスティナブルな世の中で幸せの笑顔が満ち溢れますように
内容:地域活性化、歴史探訪、パソコン、野球

現在の最大の課題を少し真面目に考えてみると・・・。

2011-11-10 22:59:37 | 徒然なるままに
昨今の世界情勢を見ると、欧米全盛期を席巻した資本主義の行き過ぎが、世の中を、人の心を腐敗してきたのではないかと思ってしまう。

自由や平等の権利の主張が行き過ぎて、越えてはいけない統制規制まで外した結果、無秩序な責任を取らない社会を作り、最も人にとって大切な正しい倫理観念までを破壊している。

日本人は、和を尊び、他人と協力関係を保ち、丁寧に、きめ細やかに、人に迷惑かけない精神を強く頭に置いて、我慢し、質素に、侘び・さびのこころを、お米の大切さを、もったいないの精神を国民が十分理解して実践し生きてきた。

戦後高度成長時代を経て、アメリカライズされることが、自分たちの生活水準を高めるとの間違ったステータスシンボルを各人が持とうと必死でがんばってきた。

結果、徐々にアイラブ・ルーシーで見たあの大型冷蔵庫、米ではなくパンを好んで食べる人が多くなっていった。

そこには何かが欠如し、大切なものを身に着けずに、落とし穴があるといったことが分からないまま、大手を振って競い合って前進していったのである。

優秀な民族の日本人の中には、近代現代を正しく導く指導者が育つ環境がなかった。

一部のものがそれを指摘しても目前の満ち足りた幸福を求めたのである。

一度、おいしい衣食住を味わったら、元には戻れない、人間にとっての本能に近い欲求に負けるのである。

日本だけではなく、世界中の人類は、今や人生最大の危機を迎えている。

今一度、日本の清い原点に戻って、国民全員が意識改革を図らねばならない。

全体のこころの教育訓練を行わなければないのではないか?まさにこころの洗濯が必要ではないか。

凛として生きる金美齢さんに大拍手

2011-11-10 00:15:14 | 学ぶこと
金美齢さんの講演会に行ってきた。

着こなしの良い洒落た服装にお得意の長いマフラーと大きな花を胸に、とても喜寿を迎えたとも思えない、気品のある容姿とお話しに会場いっぱいの聴取者は、1時間半魅了された。

このような人物が衰退したこの国を救おうと活動され続けておられる姿に日本人として、心が震えっぱなしであった。

現在も海外の学生が入学され勉強する日本語学校の理事長を務められている。

東北大震災や原発事故で、海外から来られた学生が帰国し、今じゃ、三分の一になってしまって、学校運営が危機になっていると聞く。

今まで三回危機があったが、その時こそ、トップが覚悟し、決めることが大事だ。それは、責任をとる覚悟ができているかどうかだ。

自分は、せっかち過ぎて、即決するので、みんなが困るそうだ。

1959年に日本にやってきた。

その時の日本人は、まじめ、丁寧、きめ細かい、研究熱心、これこそが、日本人のメンタリティーとして、どんどん日本の経済・社会をよくしてきた。日本は、ブランドなのです。

だが、最近では、民主主義や自由が日本人を堕落させている。

権利ばかりを主張、責任と義務を忘れている。かつての野党が今日の日本をていたらくさせたのだ。ギリシャもイタリアも努力を怠りこのようになったのだ。

日本では、JR東海の表彰を受けた運転手の言葉が印象に残っている。「運転する時は、五感をフルに発揮して、体全体で走らせています。」素晴らしい仕事をするということはこのことであると思った。

人のいのちを預かっているということは、きっちりとすることだ。

きっちり指導する教師や上司が厳しくできない。行うと自分の身にかかってくることが怖いという。

東北義援金で最も義援金額が多い外国は、台湾の200億円。

京都新聞は、それを報じなかった。

台湾は、日本の植民地化されたが、メイド イン ジャパン になり、台湾人を日本精神で作り上げた。

日本人のブランドこそ、素晴らしいもの。もっと大切にしてほしい。

※歯に衣着せぬ発言で、本人は、心地よさそうである。

自分の考え方とかなりな面で一致している方であり、か弱い感じの人だけれど、真のしっかりした人物であることには変わりないのである。

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