パナソニックが産んで育ててきたガンバがついにJ2降格となった。シーズン初めからの不調は、こういう結果となったが、まさかと思っていた。同じ職場で頑張っていた本部長がガンバの社長となり、持ち前のバイタリティーとキャラクターで、新風を吹き込み、競技場建設に動き、サポーター事件発生時や負けた時には、直接ファンに弁明するなど、この人が経営責任者である限り、試合を作る監督コーチ選手に対しても大丈夫とも思っていた。誠に残念である。企業業績も良くなく、バスケットやバトミントンが休部となり、後の残っているのは、野球、バレーボール、ラグビー、サッカー(現在は株主で企業サポート)である。今の世の中では、企業CSRとスポーツ面での新たな関係をつくっていかねばならない難しい時代である。あらためて、業績が悪ければ社会貢献してないどころか、社会悪であるという厳しい自覚認識を持ったうえでの企業活動をお願いしたい。