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おはぎ専門店『小多福』の凄さ

2012-12-10 09:48:29 | 学ぶこと
  

●12/8、衝撃の京ぶらりを体験しました。
●その中で、印象に残ったひとつが、昼食を食べてすぐに、案内役が小道をくぐって入っていったところが『小多福』。なんと可愛いおはぎを持って、外で待っている3人にさしだしました。彼のその行動に吃驚しましたが、またそこには、奥深いストーリーがありました。
●そして、それを察知し、裏付けるように翌朝の京都新聞の日曜経済面でこのお店と経営者川崎加津子さんが紹介されていました。

『病を乗り越え70歳で開店、見た目だけでなく、自然に近く体にいいものを』
・父の出征前の面会で、祖父らと一緒に『ぼた餅』を頬張ったこと
・戦死した父との最後の思い出から、おはぎを上手に作りたい
・20年前に知り合いからもらったおはぎが美味しくて作り方を教わる
・法事でお土産として配ったり、東寺の弘法市で売りだす
・68歳の時に肺気腫を患い、1カ月寝たきり生活を送り、一命をとりとめる
・リハビリの時に、おはぎ屋をやらないかと声がかかり、お店を持つことに
『気にしてても物事は進まへん』
・老若男女に人気のおはぎは、白あずきや古代米、青梅など、8種類
・朝早く立ち仕事で決して楽ではないが、『苦しい時もあるけど、人との出会いが楽しい』
・オープン4年目、店をボランティアで手伝う常連客もいる
『自分のためではなく、人のためなら頑張れる、一人でも多くの人に喜んでもらえるように、100歳になるまでおはぎを作り続けたい』

物凄く、共感するところがあり、こころが震えています。この気持ちを忘れずに、もっと世のために頑張りたく思っています。
そして、この店を紹介いただいたKちゃんに大感謝です。


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