朝8時に綾部を出て、京都へ。10時から、「明日の京都」に関する特別委員会(植田喜裕委員長)に出席した。
京都府の総合計画である「明日の京都」の中期計画について審議する特別委員会で、自民党からは7名が選出され、委員となっている。
最初の「総務・環境」では、「府庁の北部庁舎をつくるべきではないか」と質問した。
京都府は中央集権的すぎる。振興局など、現場からの政策立案が上がってくるようにするためには、もっと権限や予算を地域に移すべきだ。
また、広域振興局となって10年が経ち、そろそろ振興局の場所や保健所や土木事務所などがバラバラに配置されている状況を見直す時期にきているのではないかとも指摘した。山内副知事からは「そういう時期になってきているという認識は我々もしている」と答弁があった。
「地域振興計画」に関しては、金谷浩志中丹広域振興局長に、初めて中丹地域振興計画の中に、「JR山陰本線の複線化・高速化に向けた調査・研究の推進」という文言が入ったことを高く評価すると述べ、その具体的な取り組みを訊ねた。
金谷局長からは「さっそく明日10月3日、福知山において、JR西日本福知山支社や京都府、沿線自治体が集まって、第1回目の研究会を開催する。まずは地域環境などの現状把握からスタートする」という答弁があった。
「文教・警察」では、綾部で「小中高一貫教育」のモデル事業をやってほしいという要望と、塾に通わなくても済むような学習体制をとってほしいと要望した。
鳥羽高校では「通塾率」を10%以下に下げるというような目標を持って取り組んでおられたので、ぜひ綾部高校特進コースにもそういう目標を持って取り組んでほしい。
終了後、あわてて綾部に帰って、地域・学校指導者交流会に出席した。まさに小中高一貫教育の会だった。