夜、自民党綾部支部主催の第6回「未来を語るセミナー」を開催した。テーマは「高速道路開通後の綾部市、北近畿の未来」で、講師は京都大学大学院工学研究科都市工学専攻の神田佑亮准教授にお願いした。今回はこれまで最高の約70名の参加だった。
神田准教授は37才と新進気鋭の研究者で、「国土強靭化論」の提唱者である京都大学の藤井聡教授の下で、共に研究しておられる。以前、相根副支部長と同じ会社にお勤めで、相根さんの後輩であるということから、今回のセミナーに講師としてお越しいただくことができた。
事前に調査にもお越しいただいており、大変中身のある有意義な講演だった。
種清喜之幹事の司会により、安藤和明支部長の挨拶、山崎善也市長の来賓挨拶、相根一雄副支部長(政策委員長)の趣旨説明の後、神田准教授に講演いただいた。
講演の内容について、詳しくは11月のげんたろう新聞に掲載しようと思っているが、「綾部には高速道路開通で、全国でも有数の可能性が生まれる」、「綾部が発展しなければ、京都北部も北近畿も、日本海側の発展もない」ということを話していただいた。
そのために、ジャンクションへのスマートIC、ハイウェイオアシスなどの構想、北部物流拠点の早期具体化、国道27号線の強化、府道(福知山~綾部間)の強化、JR山陰本線の複線化・高速化、駅前に高層マンションや企業の研究交流拠点の整備、教育の充実、女性が住みたくなるまちづくりなどの提案がなされた。
すべてに納得がいく、そして私も府議として取り組もうとしている内容が正しいと背中を押していただいたような内容だった。
高橋輝副幹事長の連絡・お願いの後、最後に幹事長として、閉会挨拶を述べさせていただき、「神田先生には同世代の研究者として、一緒に伸びていきたい。綾部を先生の成功実例として大きな実績にしていただけるようこれからも協力してください」とお願いした。
講演終了後は、神田先生を囲んでの交流会にも参加し、山崎市長にも参加いただいて、さらにいろいろな話を深めた。