16日㈰、梅雨が明けたのだろう。昨日から急に猛暑に。
午前中はJR山家駅前の山家ふれあいの駅で開催されていた「カブトムシ販売会」を激励に行った。上原町の住民組織「水源の里かんばら」(野口久徳代表)が地元の景観整備で伐った竹を活用してカブトムシをふ化させ、販売しておられる。
「水源の里かんばら」の皆さんには、府政報告会に招いてもらったり、あやべMBTミーティングにも積極的に参加してもらっているなど、親しくさせていただいている。この販売会のことは新聞等にも掲載されたので、ポツポツと子ども連れの方々がカブトムシの購入に来られていた。
山家ふれあいの駅にも立ち寄ると下原町の自治会長さんがおられたので、山家産野菜のスムージー(500円)を飲みながらしばらく歓談。砂糖は入っていないのにすごく甘くて美味しかった。
午後は13時から中丹文化会館にて、第37回中丹文化芸術祭「踊りとダンスの祭典」の開会式に出席した。日本舞踊、ヒップホップ、フラダンス、フラメンコ、民踊など、中丹地域の様々な踊りとダンスのグループが順番に発表された。
その後は13時半から開会されていた「綾部市手話言語の確立及び多様なコミュニケーション手段の促進に関する条例施行5周年記念事業」に参加するために日東精工アリーナへ。
途中からではあったが、那須かおりさんの講演「越境するコミュニケーションの可能性~地域連携で社会を変える~」を聴いた。那須さんは生まれつき重度の聴覚障害でありながら、一般社団法人4Heartsを立ち上げられ、聴覚障害者をはじめ様々な障害を持つ方々に優しい社会づくりのための活動をしておられる。青年会議所などにも積極的に入会しておられるそうだが「なかなか分かってくれる人は少ない」と嘆いておられた。
数年前にわいわいネットなかまの滝野千里さんや安村値恵子さんから綾部市での条例制定の相談を受け、当時の安藤和明市議会議長に繋いだ。安藤議長によって、まずは与党会派での勉強会を開催していただいて理解を深めた後、与党会派から全議員に広げて説明していただいたことで条例制定に至った。あれから、もう5年も経ったのかと思った。
条例制定ができて終わりではなく、こうして数年ごとの節目に、社会の理解度がどう増したのか?これからの課題は何かを考えるために、こうした会を開催されることは大変良いことだ。
講演後のパネルディスカッションでもパネリストの方々から、いろいろと綾部での障害者を取り巻く現状を話していただいた。
綾部駅のみどりの窓口廃止は難聴者の方には相当ご不便をおかけしているのだと改めて感じた。
元市議会議長の高倉武夫さんも高齢難聴の立場からお話をされた。会場では松本幸子副議長が要約筆記ボランティアをしておられたり、パソコン要約筆記ボランティアを勉強中の酒井裕史市議が会場スタッフをしておられた。後藤光市議も手話歌のコーナーでボランティアをしているなど、条例制定に関わった市議の皆さんも多く、スタッフ側で協力しておられた。
夜は中筋小学校で開催された中筋ふれあい納涼祭へ。以前は中筋納涼祭を中筋商工繁栄会が主催されていたが、団体が解散され納涼祭もなくなっていたところ、数年ぶりに中筋地区自治会連合会(中堂秀二会長)や中筋地区公民館(大槻富美雄館長)のご尽力によって、中筋ふれあい納涼祭として復活された。
中筋地区は福知山市に隣接していて若い人も多く、また地区外からも親子連れやカップル、子ども達など、たくさんの人が楽しみにして来られていた。
社会福祉法人ふきのとうが出店していたフルーツポンチを食べながら、綾部高校ダンス部のパフォーマンスを見学した。
その後は綾部中学校吹奏楽部の演奏。娘の涼子もトロンボーンを吹いていた。
吹奏楽部には色白でメガネをかけて、髪を後ろに結んだ涼子の「影武者」のような子がたくさんいたので、涼子だと思って見ていたら違う子だった。
中筋地元の演歌歌手、橋本やす子さんの歌謡ショーも行われ、暗くなると花火が夜空を飾った。
次の土曜日、22日は綾部で一番のイベントである「水無月まつり花火大会」が開催されます。