24日㈪、森林・林産業活性化促進地方議員連盟(会長:服部宏昭長野県議)の定時総会に、林活議連会長として出席するために事務局長の家元優府議と二人、上京した。定時総会は14時半から砂防会館で開催された。
行きの新幹線の中で、映画「はりぼて」(五百旗頭幸男、砂沢智史監督、チューリップテレビ、2020年)を観た。富山市議による政務活動費の不正取得など、様々な不祥事で議長や議員が十数人辞職するという大混乱の様子をドキュメンタリー化した映画で、同じ地方議員として大変興味深い作品だった。
映画を観た後に地方議員の集まりに出たので、映画の出演者とダブって見えて仕方なかった。
会長挨拶に続いて、林野庁の小坂善太郎次長、日本林業協会の島田泰助会長が来賓として挨拶された。
京都府議会でも6月議会で意見書を可決した「森林環境譲与税の譲与基準の見直し」が来年度の予算編成に向けての大きな課題であると、会長や来賓の挨拶でも次年度事業計画の中でも強調されていた。
会場からも森林整備の推進や林産業の発展に向けての意見が出されていた。こういう会に来ると北海道や東北、九州の方々の並々ならぬ気迫を感じ、京都府議会は甘いなといつも思う。
間伐材を使った紙で作られているジュースやお茶の容器の普及拡大にも取り組んでおられるようだ。
総会後の講演では三井ホーム㈱ 施設事業本部 賃貸住宅事業推進部の依田明史さんが「脱炭素社会の実現に向けた木造マンションへの挑戦」と題してお話された。
三井ホームでは、賃貸木造マンション「MOCXION(モクシオン)」を展開しておられて、将来の中高層の木造建築物の拡大に期待が持てるお話だった。