定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

長崎行き2) 風頭山の桜と坂本竜馬像

2011-04-22 20:15:08 | Weblog

 長崎から博多へ行き、義姉宅に2日間滞在して4月22日の夕方、16日ぶりにニセコへ戻ってきました。空港での気温は4℃、我が家の室温は11℃まで下がっていました。すぐに薪ストーブに火を入れましたが、なかなか室温が上がりません。

 今日からニセコの様子を時々載せながら、長崎~五島の訪問記を続けたいと思います。

 丁度長崎も桜が満開になっていましたので、次に山手の高台にある風頭山にバスで上って行きました。

 

 穏やかな日差しの下、たくさんの人達がシートを敷いてお花見を楽しんでいました。

 どこかのおじさんが旗あげ(凧揚げ)をしていました。夫は子供の頃ここでいつも旗揚げをしていたそうで、旗を借りて自分でも揚げて、当時を思い出して喜んでいました。

 ここには坂本竜馬像があり、遠くの海を眺めて腕を組んで立っていました。観光コースになっているようです。

 

 また、ここには写真家として有名な上野家(彦馬)のお墓があり、特に上野彦馬は写真技術の習得と普及に功績をあげ、日本最初のプロの写真家として著名です。
 坂本竜馬、高杉晋作、桂小五郎、伊藤俊輔といった幕末のヒーロー達が彦馬の手によって撮影されたそうで、「写真の祖」と言われています。

  風頭山を下りて出島に行ってみました。

 出島は1634年から2年の歳月をかけてポルトガル人を管理する目的で、幕府が長崎の有力者に命じて作らせたもので、ポルトガル人を国外追放後、1941年にオランダ商館が平戸から移されてオランダ人が200年間居留した場所です。 

 扇形をしていることで有名ですが、2006年に復元工事がほぼ完成されています。

 

 これは模型ですが、昔教科書で習った出島が復元されていました。

 ここは料理場です。皆さん、ご存じのように、鎖国によって閉ざされた日本にとって、出島は唯一欧米に開かれた窓だったのです。

コメント
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