3月8日、お天気も良さそうなのでユングフラウヨッホを観光することになりました。登山電車でクライネシャイデックまで乗り、そこで、ユングフラウ鉄道に乗り換えます。
この鉄道はヨーロッパ最高所の鉄道駅(ユングフラウヨッホ)にアクセスし、その行程のほとんどがトンネルの中で、アイガーの壁をくり抜いて鉄道をひくという発想がすばらしく、もう100年になるそうです。進行方向の右側に座る方が良いようで、右手にアルプスが広がり、前方に氷河が見えてきます。
北壁の中のトンネルに入ると、アイガーの覗き窓があるところ、2か所で電車が停車してくれます。岩をくりぬいた窓から、巨大な氷河が広がっていました。
ユングフラウヨッホの終点に到着すると、高所のためふらふらする感じがするため、ゆっくりと広い展望台の建物の中を廻りました。
ヨーロッパ最長の「アレッチ氷河」です。人がとても小さく見えます。カメラマンでしょうか?三脚を担いでいました。この氷河も地球温暖化の影響を受けて、年々狭く、短くなっているとか・・・
アイガー北壁の山頂付近は、アップで見ると岩場の崩壊を防いでいるのか、網がかけられていました。
展望台の端の方まで歩くと、そり立った崖の様になっていました。昔、夏にここへ来たことがありますが、その時は7月なのに雪が降っていたことを思い出しました。
アルプスの山々も遠くまで見えて、良い御天気に恵まれて幸いでした。
展望台の中は迷路のようにトンネルができて、動物の氷像や、イルミネーションがあり、散歩道を結構楽しめました。