実は私が卒業したのは50年前の「長崎大学薬学部」で、翌日はバスで校舎まで皆で行ってみることになっていました。
私達の大先輩に2008年にノーベル化学賞を受賞されたあの「下村 脩名誉教授」がいらっしゃるのです。大学の中に「下村顕影記念館」があり、そこで記念写真を撮りました。
下村先生はオワンクラゲの緑色蛍光たんぱく質を発見され、その過程や、実験の内容、ノーベル賞授賞式の写真などが展示されていました。
大学の傍には「薬用植物園」があり、そこも覗いてみました。身近に見られる植物が多く、これも薬用植物だったのかしら?と思われるのがたくさんありました。
その後、長崎の原爆中心地点の碑が建っている公園に行きましたが、原爆資料館には悲惨な情景が残されています。
公園には散歩の人々などの長閑な光景が見られ、原爆の悲劇がここで起こったことなど、全く感じられない景色になっていました。もう2度とこのような被爆を経験するようなことは起こしてはいけないし、貴重な経験にしていかなければ・・・と感じました。