6月20日、朝のうちは雲が多かったけれど、5時40分に出発し、先日行けなかった神仙沼を目指しました。
途中タケノコ狩りの車にたくさん出会いましたが、いつも駐車場にたくさんの車が停まっている大谷地に近づくと、その少し前から車が縦列に停まっていました。駐車場に入れないほど多いのかしら?と、思っていると大谷地の駐車場には6時過ぎだというのにたくさんの消防車とパトカーが駐車していました。そのうちに上部をヘリコプターが回転を始めました。どうやらタケノコ狩りで昨日から迷子になり戻ってこない人の捜索を行っているよう・・・ここは毎年行方不明者が出る場所です。
大谷地のクマザサの林を見下ろすと、このような広いクマザサの密集地帯です。背が高いので自分の場所が分からなくなるのでしょう。
今年はニセコ周辺のクマザサがたくさんの花をつけ、同時にほとんどのクマザサが枯れてしまい、根曲がりタケノコが採れないと聞きましたが、五色温泉近くまで来るとクマザサは青々としていました。高度が高いので環境が異なっているのでしょう。
神仙沼の駐車場に車を停めてゆっくりと歩き始めました。
木道の遊歩道を歩くと、ダケカンバの木が折曲がっていました。積雪に耐えかねてこんなになったのでしょう。
神仙沼の湿地帯にはワタスゲがいっぱいで、こんなにたくさんのワタスゲに出会ったのは初めての経験でした。
湿地帯に散在する池塘の中に映り込んだ「ワタスゲ」を、撮影してみました。