定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

スイススキー7) グリンデルワルト~ツェルマット

2013-03-25 06:52:56 | スキー

 3月9日、この日はグリンデルワルトからツェルマットまでの移動日です。グリンデルワルトでの6日間のスキーを終えて、ツェルマットでさらに6日間スキーをすることになっています。

 8時20分、スイス人の若者が大型のベンツで私達4人を迎えに来て下さいました。電車に乗り換えるターシュまで2時間半の道のりです。

 谷間の道路をしばらく進んで行くと、目の前に広い湖が広がりました。ブリエンツ湖とトゥーン湖の間にインターラーケンという交通の中心になっている街があります。

 しばらくすると、並んだ車の後に続いて何かの順番を待っているような気配です。上の様な交通標識が見えました。

 そして、その列が動き出しました。運転手とは英語しか通じませんでしたが、夫の話によると、「カートレイン」といって、車ごと列車に乗ってアルプスの山越えをするということでした。ドイツはこのようなカートレインが幾つか敷設されていて、運転手も楽で良く利用されているようでした。ほとんどの行程はトンネルの中です。初めての経験でした。

 ターシュの駅に着くと、もうツエルマット行きの電車が待っていました。トイレを済ませてたくさんの荷物をまずはカートに乗せて、あわただしく改札口まで近づくと、迎えに来ていたフェローのスタッフの方は、何故かあわてていません。どうやら、カートのまま電車に乗せることが出来るようになっているのです。大きなカートは5フランで借りることができますが、ツェルマットの駅で戻すと、5フランも手元に戻ってきます。ストッパーをつけて座席に座ると、20分ほどでツェルマットに到着しました。

 ツェルマットは名峰「マッターホルン」を抱く、環境に配慮された街で、ガソリン車の乗り入れは禁止されていて、電気自動車やタクシーが動き回っています。スキーのリフト券があれば、バスは乗り放題で、便利です。

 ここでも私達4人はコンドミニアムを利用することにしていて、3階のマッターホルンを眺めることが出来る部屋を2部屋使用しました。駅のすぐ前に大きなCOOPがあるので、買い物には便利で、ほとんどの食材を購入できます。

 夕方になって家々に灯がともる頃、マッターホルンが白く光っていました。
 

 やがて、頂上付近が輝いてきました。まるで私達を歓迎してくれているようです。

        

 映りゆくマッターホルンの姿に見とれて、ずっと写真を撮り続けました。今まで2回ほどツェルマットを訪れたことがありましたが、これほど見事な姿は初めてでした。これから1週間は良いお天気が続きそうな感じでした。

 

 

 

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のんスケさんへ (じゅん)
2013-03-27 06:53:10
 移動している車の中から写していますので、鮮明でないところが良いのかもしれません・・・
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最初の湖の写真の素晴らしさ♪ (のんスケ)
2013-03-26 17:26:20
 思わず息を呑みました!ホントにステキです!
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とりたにさんへ (じゅん)
2013-03-25 23:39:25
グリンデルワルトへ行く場合は、2月末までが良さそうですね。3月は雪が降らないようです。今日二セコスキーをしましたが、未だ十分雪がありますよ!
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田舎者さんへ (じゅん)
2013-03-25 23:37:25
 写真を褒めていただき、ありがとうございます!夏のスイスも素晴らしいので、是非、行ってみてください。
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スイススキー (とりたに)
2013-03-25 22:43:48
 アイガー北壁、メンヒ、ユングラウ行って観たいです。
ターシュ、ツェルマットの駅名が出てくると懐かしく思います。coopでワイン、チーズを買いホテルのベランダで1枚
目2枚目の写真と同じ景色を見ながら飲んだのを思い出します。ツェルマットからゴルナグラートの登山電車で車内放送が日本語での案内にはビックリでした。
マッターホルンの写真いつ見ても良いですね。
次の写真楽しみにしています!
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マッターホルン (田舎者)
2013-03-25 20:40:39
 素晴らしい数々の景色を拝見させていただき感激、特にこのマッターホルン名前は聞いていましたが、この夕焼けに染まった景色なのでしょうか実際にこの目で見てみたい、感動が伝わってきます、写真でも息をのむ感じ、羨ましい、良い写真見せて頂き有り難うございました。
 
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