春の嵐がゆっくりと北海道を通り過ぎて、一気に雪解けが進んで来ました。それにしても、真狩村では風速42m、倶知安町でも35mと、台風並みの強風に屋根が飛んだり、電柱や木々が倒れたりと、一時は通行止めになった道路もあったようです。
共和町の方では、ハウスに植えたばかりのスイカやメロンが、ハウスごと倒れてしまって、今年の収穫は出来なくなったとか・・・・
我が家は山の中腹にあるため、まだあちこちに雪が残っていますが、農家のN夫妻のところでは、畑はすっかり雪が解けてしまいました。強風でハウスが倒れなかったと、喜んでいらっしゃいましたが、農家はこれからいろいろと忙しくなるようです。
畑のウドの芽が出ましたと、新芽を早速いただきました。雪を溶かしてビニールで囲ってあるため、早く芽が出てきたそうです。
山ウドは天ぷらの他、酢の物、酢味噌和え、サラダなどにも使われますが、昔から薬用としても使われています。漢方の専門の友人によると、秋に根を掘りとって輪切りにし、天日干ししたものが使われ、頭痛,半身不随、めまい、神経痛、リウマチに用いられるそうです。漢方名は「独活」。
大きく育った「山ワサビ」もいただきました。下ろし金ですってお刺身のワサビの代わりに利用したり、お醤油、鰹節をくわえて混ぜ、ごはんに乗せていただきます。
夕食はやはり「てんぷら」。ウドとフキノトウのてんぷら、いただいたごぼうと人参の天ぷらで、春を味わいました(#^.^#)。
雪解けと共に、これから山菜採りが愉しみです。