私はS42年入学でS46年卒。 70年安保と尺八で1年留年
している。 我々の頃は、邦楽ブームで部員50名もいた。
それには及ばないが、この平成の世に、琴、三絃、尺八を
やる学生が2,30人いることに、驚きである。
慶応出の尺八家は多い。
大先輩に、福沢諭吉先生の孫、堀井小二朗師。
琴古流荒木派家元の荒木古童氏を始め、
木村友斉師の跡を継いだ北山士童氏、
虚無僧尺八の高橋空山の後継、藤由越山氏、
そして堀井小二朗師の後継、私、牧原一路。
後輩には虚無僧研究会の発起人の一人徳山隆。
アメリカで活躍してきた松居和。
最近の潮流は、学生三曲から東京芸大卒へ、
そして桐朋や洗足学園などの邦楽科卒に移って
いるようだ。 慶応竹の会は40年変わらぬ。
そのことに、私は逆に戸惑いを感じる。もっと
若い世代に、邦楽が発展普及するよう改革して
欲しいと願うのだが。古典も彼らには新鮮らしい。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
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