現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

二代目

2008-10-07 23:46:07 | 心の問題
(社)実践倫理宏正会の創始者上広哲彦師が
亡くなられたのがS47年10月6日、そして翌7日、
上広栄治氏が二代目会長として、先師の跡を継踵
(けいしょう)された。「継承」と書かず「継踵」
と書く。先師の足跡をそのままに辿る。踵(かかと)
を踏み歩く」という意味だとか。

というわけで、今朝は「継踵の朝起き会」。県会、
市会議員も早朝5時から参加され、総勢200名が
一堂に会して行なわれた。

政治家も二代目が3人に一人。小泉、安倍、福田、
麻生と世襲議員でないと総理になれない感がある。

尺八界も二代目、三代目が台頭して来、チヤホヤ
されている。しかし、政治家も尺八家も、先代と
比べると、気概や迫力に欠けると思うのは私だけ
だろうか。何か器が小さい。

かくいう私も、実は福沢諭吉の孫、堀井小二朗の
名跡を継がさせていただいた。「二代目堀井小二朗」
なのだが、師の名を高めるまでに至っていない自分に、
やきもきしている。そうこうしているうちに堀井小二朗の
名を知る人も居なくなってきた。

人の上に立つ器を作るには、「親の恩、師の恩、社会
の恩に感謝し、時を大切にし、肝心な事をしっかりと
守り、要点をしめておろそかにしないこと」。そう
すれば、社会に受け容れられ、人がついてくる、と
学ぶ。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

一休と虚無僧」で別にブログを開いています。

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