10/24 朝から雨。中川コロナに映画を観に行く。
シアターが14に、ボウリング場、ゲームセンター、
そしてスーパー銭湯が入る複合施設だ。
1,000台入る駐車場は ほぼ満杯。平日なのに、
働いていない人がこんなにいるのかと驚く。
私もその一人か。
ところが、ボウリング場と映画館はガラ空き。
スーパー銭湯が一番人気なのだ。車は高齢者の
ものだった。若者は やはり働いているのだ。
『容疑者Xの献身』を観る。東野圭吾のガリレオ
シリーズで話題の作品。原作に忠実に、いや原作
よりもうまくできていた。数学の授業など、生徒は
誰も聞いてくれない。友達も恋人もいない。人生に
絶望していた時、めぐり会った花岡母娘は、石神に
とって生きる喜びを与えてくれた。だからこそ、
花岡靖子が殺人を犯した時、自分を捨てて(殺して)
まで、彼女を守ろうとした。ただの隣人だったら
警察に通報して、事件(このストーリー)は終わり
だったろう。
事件の真相を解き明かそうとする友人湯川を雪山に
誘うシーンは原作にない。
湯川を遭難とみせかけて殺すのかと緊張が走る。
「登るルートはたくさんあるが、頂上(答え)は一つ」
「自分は今充実している」あの言葉も重要な意味を
持っていた。
見終わってぞっとする。登場人物のそれぞれが
自分とダブルのだ。誰しも、殺人を犯しかねない
可能性を秘めている。「その時、自分なら」と
考えさせられる。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。
シアターが14に、ボウリング場、ゲームセンター、
そしてスーパー銭湯が入る複合施設だ。
1,000台入る駐車場は ほぼ満杯。平日なのに、
働いていない人がこんなにいるのかと驚く。
私もその一人か。
ところが、ボウリング場と映画館はガラ空き。
スーパー銭湯が一番人気なのだ。車は高齢者の
ものだった。若者は やはり働いているのだ。
『容疑者Xの献身』を観る。東野圭吾のガリレオ
シリーズで話題の作品。原作に忠実に、いや原作
よりもうまくできていた。数学の授業など、生徒は
誰も聞いてくれない。友達も恋人もいない。人生に
絶望していた時、めぐり会った花岡母娘は、石神に
とって生きる喜びを与えてくれた。だからこそ、
花岡靖子が殺人を犯した時、自分を捨てて(殺して)
まで、彼女を守ろうとした。ただの隣人だったら
警察に通報して、事件(このストーリー)は終わり
だったろう。
事件の真相を解き明かそうとする友人湯川を雪山に
誘うシーンは原作にない。
湯川を遭難とみせかけて殺すのかと緊張が走る。
「登るルートはたくさんあるが、頂上(答え)は一つ」
「自分は今充実している」あの言葉も重要な意味を
持っていた。
見終わってぞっとする。登場人物のそれぞれが
自分とダブルのだ。誰しも、殺人を犯しかねない
可能性を秘めている。「その時、自分なら」と
考えさせられる。
「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。