現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

この1週間

2008-10-27 03:45:23 | 虚無僧日記
10/20(月)~ 26(日)

100日虚無僧修行を目指して、今日で1週間が終わった。
中 3日雨だったが、幸い虚無僧に出る時は止んでくれた。
これも不思議のひとつ。

ブログで「本を始末したい」と書いたら、即「竹ちゃん」が
「引き取ります」とメールをくれた。私も自分の気が変わら
ぬうちにと、段ボール3箱分送った。尺八家にとっては
貴重な本。喜んでもらえたようだ。彼のような若い人に
引き継いでもらえるのが一番。

これでようやく 90cmほど 壁が見えるようになった。心も
スッキリ。すると 欲しいと思った物が即 手に入ってきた。

トウモロコシが食べたいと思うと翌日即。しじみにケーキに
きしめん。食べ物だけでない。座布団の端が擦り切れていたので、
「どうしよう」と思っただけで、佐藤さんから「座布団いらない?」
と電話がはいった。来客用の立派な座布団がどんと運ばれてきた。
これにはビックリ。
『虚無僧の謎』(岡田富士雄)という本が刊行されていることを
知ったら、即翌日、能戸さんが「古本屋で見つけたので買って
おきました」と、プレゼントしてくれた。

弟子を増やしたいと思ったら、昨日出会ったTさんが 本日入会。
めでたしめでたし。充実した最高の1週間。占いも「盛運の時」。

ところで、気になるお布施の高は?
1週間で〆て、残高3,000円弱。すごーい。これで明日の
支払ができる。必要な分だけ入ってくる、これまた不思議。

月曜日、また0円からスタート。「捨ててこそ」

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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短歌会館文化祭

2008-10-27 03:03:52 | 虚無僧日記
名古屋市の所管で「短歌会館」というのがある。
名古屋の中心、錦にあって、舞台付きの和室もあり、
尺八のおさらい会や、独演会には手ごろな会場だ。

今日10/26(日)は、短歌会館主催の文化祭。日ごろ
短歌会館を利用している団体の発表の場。

「一路会」として、長縄、加藤両氏とともに、尺八
三重奏で古典の他、童謡メドレーなどを演奏した。

日本舞踊や詩吟、二胡、オカリナ等のほか、インド
舞踊やベリーダンスもあった。
日本舞踊ですら、もう見慣れない世界だ。(尺八も
そうなのだが)。そこへインド舞踊に、さらにベリー
ダンスとは驚き桃の木。

和室の小さな舞台で、へそ出し衣装で踊る。腰を振ると、
もうへそ下三寸までずれ落ちてきて、あと少しで脱げ落ち
そう。ハラハラドキドキしているうちに終わった。
こういう世界にも飛びつく女性もいるのかとキョトン??。

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出会い

2008-10-27 02:29:54 | 虚無僧日記
10/25(土) 今日で6日目。
夜10時を過ぎても、ペルーのフォルクローレの
グループが、大音量で路上ライブをやっている。

もういい加減うんざりだが、帰りがけに聞いていく
ことにした。しばらく聞いていると“嫌う心”を
捨てたからか、天はごほうびをくれた。

松葉杖をついた青年が、ニコニコ顔で一生懸命
杖を動かして、私の方に近寄って来た。
「新聞に載っていた方ですか?」一瞬の間をおいて
「だいぶ前のことですが?」
「私、尺八を少し習っているんです。一度お会い
したいと思ってました」と。

彼は、居合七段の剣士なのだが、腰を痛めて居合が
できなくなった。すると居合の師匠が尺八も教えて
くれ、都山流を少し習った。虚無僧の尺八をぜひ習い
たいとのこと。

さっそく翌日、自宅に来ることになった。
「弟子を増やさねば」と思っていた矢先、即、願いが
叶えられた。思ったことがすぐ実現する不思議。
釈迦は、どんな財宝の布施よりも、七人の在家を
連れてきた「純陀」を一番に評したという。

尺八を習いたいという人が現われたことが、今週の
最大の成果だ。ばんざい!

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