現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

夜は尺八禁止だった

2011-02-07 22:05:31 | 虚無僧って?
『大内氏壁書』の文明19年(1487) には、次の条文がある。

 『夜中路頭往来禁制条々』として
  第121条 笛、尺八、音曲の事。
       但、其身宿所の前一、二町の間は除之


「夜に尺八禁止」は、江戸時代もそうだった。尾張名古屋で、夜中に、
川に舟を浮かべて尺八を吹いた侍が、通報によって、町方に訴えられ、
「ご定令違反」と、厳しくお咎めにあっている。

「月夜に尺八」は似合うが、虚無僧は日の出から日没までしか 活動
できなかったのだ。

子供の頃「夜、口笛を吹くと蛇が出る」などと言って、「夜に笛を
吹くことはいけない」と教えられたものだ。たしかに、ひと昔前まで、
夜はしんと静まり、ピーピー尺八なんぞ吹かれたら、大迷惑だった。
寝るのも夜8時と早かったのだ。

今 私は、夜になると名古屋駅に出ていく。夜8時過ぎにならないと、
反応がないのだ。昼間は ほとんどダメ。夜昼逆転の時代か。


虚無僧行脚」の模様を抜き出し、英語訳もつけて
紹介していただいてます。クリックして ご覧ください。

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既成政党の敗北 さあ市議選

2011-02-07 20:07:16 | 虚無僧日記
名古屋トリプル投票 河村節全開「どえりゃあ」(産経新聞) - goo ニュース

「言葉で伝わるのは7%、口調で 20%、見た目で 52%」という説が
今回の投票で証明された感じだ。「減税」や「中京都構想」などと
いうマニュフェストはどうでもいい。河村たかしの「河村節」と
ギンギラギンの見た目で、投票した人も多かったのではないか。

しかし、トリプル投票の関心が高かった割には、投票率は52%。
有権者の半数でしかなかった。だから河村氏に投票したのは、
全有権者の4割。中には「結果が見えているので投票に行かな
かった」という人もいただろうが、今朝から、ラジオのコメントは
「圧勝を危惧する」声が多かった。新聞の論調もそうだ。

「既成政党が惨敗」。それは選挙前から決まっていた。
既存政党の立候補者全員が、肩書きは「無所属」。自民も民主も
共産党議員でさえも「無所属」だった。政党名を明らかにすると
まずいという疾(やま)しさが ありあり。でも みえみえ。

次は市長選。河村派対既成政党の対決。河村氏は「減税ニッポン」
の党員を多数擁立する。今回の投票率が 52 % と いうことは、
まだ半数の有権者がいる。彼らの支持を得られれば、誰でも、
市議会議員当選の可能性はある。議員報酬半減の800万でも、
今の私の年収の8倍。そんなに貰えるなら、ぜひ市議に立候補
したいものだ。しかし、立候補する金が無いか。


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