現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

2/25 幼稚園にて

2011-02-25 22:59:00 | 虚無僧日記
2/25 午前中は、○○幼稚園にて「琴、尺八」の演奏。
名古屋ではNo.1の有名幼稚園。意外だったのは、
園児たちは、自由勝手気ままに遊んでいる。職員の
姿は 表立っては見えない。実に自由で 伸びのび
している。
なにより、園長先生の笑顔がすばらしい。おおらかで
なんでも受け入れる包容力が、園児たちに 安心感を
与え、明るく穏やかな気持ちにさせているのだろう。

『笠じぞう』の話をメインに、「犬のおまわりさん」
「森のくまさん」そして「ひなまつり」で、子供たち
に大いに 喜んでもらえた。

最後に 鼓や締め太鼓を叩いてもらったが、よそでは、
撥(バチ)が折れたり、琴の柱(じ)まで割れたりするほど、
乱暴な子がいるものだが、ここは、先生の指導が違う。
「軽く叩いた方が、いい音が 出ますよう」と。命令や
押さえつけるような言葉を吐かない。穏やかで プラス
志向なのだ。

さすが、名門幼稚園は違う。家庭もしっかりしていて、
恵まれた環境に育っている子供たちなのだろう。



2/24 虚無僧 6日目

2011-02-25 00:01:37 | 虚無僧日記
2/24 午前中まで雨。「ひと雨ごとの暖かさ」だ。

夜、H氏の稽古。鈴花の琴と《六段》の合奏練習。
得てして 尺八家は「琴」のメロデイを知らずに、
勝手に 吹きまくるから、変なところで 息継ぎを
するので 曲にならない。「まずは 琴のメロデイを
知るべきだ」というのが 私の指導。H氏も 琴との
合奏が楽しくなってきたようだ。毎週 通って
こられるから上達も早い。

稽古が終わって、夜8時半過ぎ、名古屋駅へ。夜は
家では吹けないから、ここが私の練習場所でもある。
今、杵屋正邦の《一定》と 長沢勝俊の《独奏尺八の
ための詩曲》を 暗譜しようとしている。

曲に夢中になっていると、「一路さんですか?」と
声をかけられた。若いイケメンの男性。「はじめ
まして」と。今度 4月に 講演を頼まれている団体の
職員とのこと。HPとブログを見ていて、私と判った
ようだ。なんと、尺八も吹かれるそうな。ここで
会えたのも御縁。

その後、若い男性が4人。そして 2人の外人も
しばらく聞いてくれ、「明暗箱」に入れてくれた。
練習していて お金をいただいては 申し訳ないか?


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