現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

2/19 虚無僧 再開 1日目

2011-02-19 23:39:39 | 虚無僧日記
2/1以来中断していた「虚無僧」、本日 (2/19)、1からスタート。

久々に栄に出てみることに。すると 地下鉄の中で 老婦人が
明暗箱に入れてくださった。そして、栄の中日ビル前に
立つと年配の男性が「小銭しかないけど」と、ジャラジャラ
ジャラン。「これは 幸先いい」と思ったが はい それまー
でーよォ。4時間吹いても反応無し。

歩いて伏見に向かう。夜8時半過ぎ、丁度「御園座」が ハケて、
大勢の人が出てこられた。市川團十郎・中村梅玉他による
「二月大歌舞伎」。「海老蔵」の欠場で チケットの売り上げ
減とか 話題になっていたっけ。それでも 歌舞伎を観にこられる
ような方なら「虚無僧」にも、と思いきや 全然。全く無視。
むしろ視線を避けていく。

以前 東京の歌舞伎座でも同じ経験をしたっけ。期待して
もの欲しそうな顔していると、顔は天蓋で隠していても、
心は伝わるものか、避けられる。すべては自分なのだ。

また歩いて 名古屋駅へ。土曜日ですごい人。20歳前後の
若者ばかり。夜10時、もう音もカスカスになってきた。

なかばヤケクソになって吹いていると、一人の女性が
立ち止まり「聞かせてください」と。最後の力を振り
絞って、心こめて吹く。すると「日本には まだまだ、
こんなに いいものが あったんですねぇ」と、喜捨して
くださった。私の方が感動。体も温まり、その後 また
尺八も鳴りだした。尺八の音も“ 心 ”次第なのだ。
すると そこで また 男性が チャリンと。

夜11時、漸くこれで 地下鉄に乗って帰ることができた。
6時間吹いて230円では「やってられない」と思うか、
4万人の中で 4人の方が布施してくださったことを
喜びに思うか、心のあり方を問われる「修行」なのだ。



名古屋駅・虚無僧」クリックすると「虚無僧」の写真が見れます

虚無僧行脚」の模様を抜き出し、英語訳もつけて紹介していただいてます。クリックして ご覧ください。

「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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タロット占い

2011-02-19 09:04:39 | 虚無僧日記
Kさんが、「今まで15年も務めた職場を辞めて、新しい
仕事を始めたので、一度遊びにきてくれ」というので、今日
行ってきた。ちょっとシックな喫茶店。ハープ・ティなどが
メインで、癒しの空間を売りにしている。その一画で「売らない」
じゃなくて「占い」もやるという。

いつのまに、こんな勉強をしていたのか、意外だった。
一応、占ってもらった。タロットだが、カードの絵が美しい。
普通のとは違う。言われるままに、カードをめくっていったが、
なんと、最初に「ハープを弾く女神」で「音楽」が示された。
「King(王様)」も。そして「森の精」に最後は「天使」。

絵柄からイメージしても「音楽(尺八)で パワフルな活動を
しており、パートナーにも恵まれ、多くの人にも支えられて、
おり、自由に羽ばたいて可」と出た。

そして、次に鈴花も見てもらった。何枚か引いたカードの内、
4枚が、私と同じ。同じ仕事をしているから、同じ結果が出た
ことに、不思議不思議??。さらに性格や仕事の内容、今までの
状況までピタリと当てるのだから 恐いくらいだ。

でも、「それが当たったからと言って 何なの?」である。
それより、彼女の将来が心配でござる。占い師は、自分の
ことは 判らないらしい。