現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「伊勢-白山道」って?

2011-05-28 19:30:33 | 虚無僧日記
連日、ブログのアクセス件数トップは『くるねこ大和』。
猫の他愛もない4コマ漫画で、ほのぼの癒される。

2位が『伊勢ー白山 道』。毎日 3万件もの人が見ている。
気になって 開いてみるが、チンプンカンプン。

プロフィールは「中部地方に在住する普通の夜勤(サラ)
リーマンです。生まれながらに別世界を感じて来ました。
人類を覚醒させる道を探求します」と。

「リーマン」というネームで、連日「社会事象や人の道」に
ついて、ブログ形式で、精力的的に書いている“おひとりさま”の
男性のようだ。

「新興宗教の教祖」のようだが、宗教的建物も尊像も
教書(典)も 無く、宗教法人登録もしていない。

信者は、ブログを見てくれる人 3万人。すごいことだ。
だが、内容を読んでも、なぜ、そんなに多くの人が
ひきつけられるのか、わからない。同様の意見は、
他の人もブログで書いている。「ブログ界の“ 怪 ”」。


ついでに、いろいろな「教祖サマ」を You-tubeで見てみた。
みんな どれも いかがわしい。でも 信じている人もいるの
だから不思議。

おっと、私自身も「虚無僧宗」の教祖でござった。
どしたら、信徒が増えるのかいな。「教祖サマ」に教えて
もらいたい。

山本太郎って?

2011-05-28 13:42:30 | 社会問題
俳優の「山本太郎」が「所属事務所を退社した」とツイッターしたら、
Wikipedia に もう載っている。そのメンテナンスの速さには驚く。

ところで「山本太郎」って、どうゆう人? 「本名」とはへぇぇ!

NHK『新撰組』で「原田」役をやっていたので、顔は知っている。
なんかイキガッているが、ちょっとピントがずれてると思っていた。

4月10日、「原子力撤廃デモ」へ参加し、その先頭に立って発言して
いることで、ドラマの仕事を降ろされたとか。本人は言っているが、
所属事務所はこれを否定しているとも。昨日、所属事務所も退社。

なかなかの「熱血漢」だ。

山本太郎の行動に、大方の人は賛同しているが、中には、

・そんなに騒ぐとストレスで脳溢血や心臓麻痺になりますよ。
 もっと勉強して落ち着いてください。

・避難したくとも、仕事や家庭の都合などで できない人々に、
 執行権限のない人が「危ないから逃げろ!」と呼びかけても、
 「風評被害を助長する行為」にしか見えません。

・アホな芸能人が 専門知識が無いままに、思い込みだけで
 喋っているだけです。発癌リスクを考えるなら、毎日1本の
 タバコを吸うほうが、リスクが高いです。

・今回の避難指示は、あくまでも過度の安全マージンを取っての
 措置。避難したくなければ、避難しなくても問題ないレベルです。

ようするに、「現実的でないことで、騒ぎたてるのは、子供じみている」
というような、冷静な声もチラホラ。私もそう思う。

テレビ局は「原発反対」の行動を理由に、ドラマを降板させたの
だろうか。大勢 世論はそちらに傾いているのだから、時代の寵児、
ヒーローとして扱ってもいいくらいだが、やはり、マスコミも
冷静な判断をしたということか。


性悪説に学ぼう

2011-05-28 11:35:29 | 社会問題
渡辺淳一先生のインタビューから。

「中国の徹底した『性悪説』にも学ぶものがある。
騙す人がいて、騙されまいと身構え、生きる智恵が働く。
今の日本は、すべて“ 善良、誠実で真面目 ”が良しの
世の中。“ ちょい悪 ”が居て、自分もいろいろ反省し、
成長するのでは」と。

なるほど、世の中すべて善人ばかりという「性善説」に
染まったら、緊張感がなくなり、怠惰になって滅びるかも。
そこで 騙されたら、それこそ「あとのまつり」か。

渡辺先生の、一見、常識を覆す、斜めの視点が好きである。


『死なない病気-あとの祭り』(新潮社)

・派遣村よりひきこもり村を! 
・ウッズよ、どんどん浮気しろ! 
・斎藤投手も、女と遊んで何が悪い
・喪中ハガキはいらない
・草食系男子なんて嘘っ八! 

大人がうなずく本音と辛口エール。「年甲斐なんか蹴っとばせ! 
不況も高齢化も、考え方で変わる。ホンネと勇気の新思考法」だぜい。
イエぇい。


「死なない病気」??

2011-05-28 11:35:12 | 虚無僧日記
今朝(5/28) NHKラジオで「渡辺淳一」インタビュー。
『死なない病気-あとの祭り』という本を出したそうな。
週刊新潮に連載されたエッセイを加筆訂正して単行本に
したもの。

タイトルの『死なない病気』は、実は、瀬戸内寂聴さんと
対談した時、「先生、私病気に罹ったらしいの」「何の病気?」
「死なない病気」という寂聴の言葉からいただいたもの。

「寂聴さんの、あの いい意味での“ 自己中 ”な生き方は
いばらしい」と、淳一先生。ついでに もうひとつ、寂聴さんの
エピソード。

「訪ねて来たご婦人と、『あら~、お久しぶり』と 話しが
盛り上がっているから、『今の方 どなたです?』と聞くと、
『私、名前も知らないの』」と、あっけらか~ん。

(寂聴さん「知らない病気」にも罹っているようだ・・。これは
私のコメント)。

淳一先生がおっしゃるには、「女性は、老人会でも 話が
盛り上がる。男は、4人黙って食事している。男は定年に
なったら盛り下がる」と。