中日新聞連載の五木寛之『親鸞』。雨乞いの法会7日目。
ずいぶん、ハラハラドキドキ、やきもきさせてくれた。
7日目の期限が切れ、親鸞はあわや、石もてなぶり殺される
寸前で、「雷鳴が轟き、大粒の“鉛”のような雨が降ってきた」と、
実にドラマチックな演出に ただ ただ 驚く。
それでも「念仏で雨は降らない」。サトという娘に憑依した
白山の神のなせる業か。仏より神の国ニッポンか?。またまた
この続き、明日が待ち遠しい。
こうしてみると、浄土真宗のお坊さん方が説く「親鸞聖人」の
ありがたいお話より、五木寛之の力はすごい。自分の創意では
なく「親鸞が“こう書いてくれ”と自分に言っているのだ」と。
5月29日、早朝のNHK『ラジオ深夜便』は、ゲストが「五木寛之」
だった。やさしい語り口だ。京都に因んだ歌として、五木氏が
挙げたのは、小柳ルミ子の『京のにわか雨』。
「にわか雨」どころか、「今日はどしゃぶり雨」だった。
五木・親鸞が降らせたのじゃ。
そして、2曲目は、沢田研二の『時の過ぎ行くままに』。
『親鸞』の中でサトも言っている。「雨は降る時は降る」と。
すべては「時」が 解決するのだ。
ずいぶん、ハラハラドキドキ、やきもきさせてくれた。
7日目の期限が切れ、親鸞はあわや、石もてなぶり殺される
寸前で、「雷鳴が轟き、大粒の“鉛”のような雨が降ってきた」と、
実にドラマチックな演出に ただ ただ 驚く。
それでも「念仏で雨は降らない」。サトという娘に憑依した
白山の神のなせる業か。仏より神の国ニッポンか?。またまた
この続き、明日が待ち遠しい。
こうしてみると、浄土真宗のお坊さん方が説く「親鸞聖人」の
ありがたいお話より、五木寛之の力はすごい。自分の創意では
なく「親鸞が“こう書いてくれ”と自分に言っているのだ」と。
5月29日、早朝のNHK『ラジオ深夜便』は、ゲストが「五木寛之」
だった。やさしい語り口だ。京都に因んだ歌として、五木氏が
挙げたのは、小柳ルミ子の『京のにわか雨』。
「にわか雨」どころか、「今日はどしゃぶり雨」だった。
五木・親鸞が降らせたのじゃ。
そして、2曲目は、沢田研二の『時の過ぎ行くままに』。
『親鸞』の中でサトも言っている。「雨は降る時は降る」と。
すべては「時」が 解決するのだ。