「大文字焼」が、ちょっとした騒動になっている。
津波で流出した陸前高田市の高田松原の松を薪とし、
それに被災者がメッセージを書いて「送り火」として
燃やしてもらおうと企画したところ、京都市民から
「放射性物質を含んだ灰が飛散するのではないか」との
抗議が500件ほど寄せられ、中止となってしまった。
原発は福島で、陸前高田は150kmも離れている。
京都人にとっては、岩手も福島も「陸奥一国」で
一緒くたなのだろう。
送られてきた護摩木を検査した結果、放射性物質は
検出されなかったのだが、それでも「市民感情は
ぬぐえず」と、陸前高田に突っ返したというのだから、
なんとも「情け無い所業」だ。
そして案の定、全国から抗議の意見が900件寄せられ、
新たに、陸前高田の松で作った薪を500本取り寄せ、
16日に「送り火」として燃やされることで、騒ぎを
収めたが、しこりは残る。
500対900。多数決で、京都の負け。まさか、京都人は
「抗議のメール」も「やらせメール」と言うのでは
ないでしょな。
一方、名古屋の東海テレビの「ぴーかんテレビ」は
「岩手産コシヒカリ」について「怪しいお米セシウム
さん」などの不適切テロップを流し、世の批判を浴びて、
番組が打ち切りとなった。これも、岩手と福島を
同一視している。
心ない一人の悪ふざけだが、その奥には「東北蔑視」の
根深い差別があるように思える。
津波で流出した陸前高田市の高田松原の松を薪とし、
それに被災者がメッセージを書いて「送り火」として
燃やしてもらおうと企画したところ、京都市民から
「放射性物質を含んだ灰が飛散するのではないか」との
抗議が500件ほど寄せられ、中止となってしまった。
原発は福島で、陸前高田は150kmも離れている。
京都人にとっては、岩手も福島も「陸奥一国」で
一緒くたなのだろう。
送られてきた護摩木を検査した結果、放射性物質は
検出されなかったのだが、それでも「市民感情は
ぬぐえず」と、陸前高田に突っ返したというのだから、
なんとも「情け無い所業」だ。
そして案の定、全国から抗議の意見が900件寄せられ、
新たに、陸前高田の松で作った薪を500本取り寄せ、
16日に「送り火」として燃やされることで、騒ぎを
収めたが、しこりは残る。
500対900。多数決で、京都の負け。まさか、京都人は
「抗議のメール」も「やらせメール」と言うのでは
ないでしょな。
一方、名古屋の東海テレビの「ぴーかんテレビ」は
「岩手産コシヒカリ」について「怪しいお米セシウム
さん」などの不適切テロップを流し、世の批判を浴びて、
番組が打ち切りとなった。これも、岩手と福島を
同一視している。
心ない一人の悪ふざけだが、その奥には「東北蔑視」の
根深い差別があるように思える。