山田氏の経営術を、「尺八」の営業に充てて
考えてみました。
まず、他の尺八家と同じことをやっていては、
弟子も仕事も来ません。他では教えないことを
教えることで、習いに来られた方に満足して
いただく。
演奏も同じです。今までの尺八のイメージと
ひと味違う「尺八の音色、奏法、表現力」で、
“独創性、意外性”を発揮し、聞き手が望む
曲や演奏で、聞き手の心にはいる。
箏や詩吟の伴奏も、相手の方を上手く引き立てて
あげる演奏に徹することです。
これも“場数”であり、経験をいかに多く
積むかです。
先日招かれて行った「老健施設」は、全員が
車椅子で、耳も遠く、認知症の方ばかりでした。
最初は声を張りあげ、明るく元気な曲を吹いたの
ですが、反応が全くないのです。ジョークを
云ってもシラ~。参りました。
そこで気付きました。みなさん 静かに 余生を
送りたいのだと。騒々しいのは迷惑と。
後は「荒城の月」「花嫁人形」など、静かな
曲を吹くと、口ずさんで歌う人が出てきたでは
ありませんか。その声は次第に大きくなり、最後の
方では、半数近くの方が歌ってくださいました。
日頃 反応の無い方が、耳も遠いのに、心の耳で
感応している。もう職員さんも感動でした。
こうして、また、次の仕事がいただける。自分も
楽しみながら生かされている。こんないいことは
ありません。です。はい
考えてみました。
まず、他の尺八家と同じことをやっていては、
弟子も仕事も来ません。他では教えないことを
教えることで、習いに来られた方に満足して
いただく。
演奏も同じです。今までの尺八のイメージと
ひと味違う「尺八の音色、奏法、表現力」で、
“独創性、意外性”を発揮し、聞き手が望む
曲や演奏で、聞き手の心にはいる。
箏や詩吟の伴奏も、相手の方を上手く引き立てて
あげる演奏に徹することです。
これも“場数”であり、経験をいかに多く
積むかです。
先日招かれて行った「老健施設」は、全員が
車椅子で、耳も遠く、認知症の方ばかりでした。
最初は声を張りあげ、明るく元気な曲を吹いたの
ですが、反応が全くないのです。ジョークを
云ってもシラ~。参りました。
そこで気付きました。みなさん 静かに 余生を
送りたいのだと。騒々しいのは迷惑と。
後は「荒城の月」「花嫁人形」など、静かな
曲を吹くと、口ずさんで歌う人が出てきたでは
ありませんか。その声は次第に大きくなり、最後の
方では、半数近くの方が歌ってくださいました。
日頃 反応の無い方が、耳も遠いのに、心の耳で
感応している。もう職員さんも感動でした。
こうして、また、次の仕事がいただける。自分も
楽しみながら生かされている。こんないいことは
ありません。です。はい