現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

言葉かけの難しさ

2012-06-23 21:57:36 | 虚無僧日記
「伴侶を亡くした人は 周囲の人からの言葉に 神経を
逆なでされる」といいます。

朝日新聞に連載の「伴侶死別自助グループ」代表
「杉本宜昭」氏の「死別を経験して」から、一部を
転載させていただきます。

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「時間が悲しみを癒してくれますよ」
「泣いてばかいると、体によくないですよ」
「まだ、若いのに気の毒に」
「つらい気持ちはよくわかります」
「もう忘れて、これからのことを考えなさい」

等など、いずれも励ますつもりかもしれないが、
内心とても深く傷つけられたと感じる人は多い。
これらの言葉は思い込みや 誤った信念に起因している。

「悲しみから立ち直るために、がんばって乗り越えて」
などの言葉を不用意に用いないことだ。

「頑張れ東北」の掛け声のもと、悲しみは早く忘れて、
先に進もうという社会のムードに、どれほど被災者や
遺族が傷つけられたことだろう。

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ならば、どのように言葉かけをすればいいのでしょうか。
私は、“肉親の情”が薄いようです。「性格占い」でも
そのように出ます。肉親を失った人の悲しみが判りません。

私の父は 16歳までに 両親を失っています。
会津戦争では、一族で8人も 戦死しています。
戦乱のさなか、親が子を子が親の介錯をしています。
そういう話に慣れてしまっているからでしょうか、
「すべては運命とあきらめなさい」と思っています。
父の葬儀でも泣きませんでしたし、母の時も たぶん
泣かないでしょう。

ですから、肉親を失った人が、いつまでも、めそめそ
くよくよ していることが、不思議でなりません。
「同情もされたくない」 というのであれば、無視して
ほっておけばいいのでしょうか。





「霹靂火(へきれきか)」の人

2012-06-23 03:46:49 | 虚無僧日記

「霹靂火」の人の【人間関係】は

その場を明るくさせる存在
意見が衝突すると、相手の立場など気にせずに食って掛かる
日頃は温厚だが、怒ると怖い。でも根に持たない
意表をつく発言で周囲を唖然とさせる事がある
無意識に相手の気持ちを逆撫でしている事がある
無視されるのが嫌いで、人からチヤホヤされたがる
親しい人の前では、気が短く、怒りを露にする


ドンピシャ。おそろしいくらい当たっています。

そして、「コメント」として、
① ウィークポイントは「自己中心的な心」。独りよがりの考え方は慎むべき
② 称賛や喝采に酔わない事が 霹靂火の人には必要
③ 冷静でありつづければ 活躍しつづける人

今朝もトラブルに巻き込まれ、あわや殴りあいになるところ
でしたが、冷静に対処してことなきを得ました。

「朝起き会」で 毎朝、「今日一日、腹を立てず・・・・」と
お誓いをしているおかげです。

逆恨み?

2012-06-23 03:24:59 | 虚無僧日記
朝のモーニングの帰り、喫茶店の駐車場でワイワイ
おしゃべりをしていたら、小太りの男性がやってきて、
「やい!、何度云ったらわかるんだ!」と怒鳴る。

朝7時半だが、「寝ているところを起こされた」と
怒っているようだ。他人が幸せそうにしているのが
気にいらぬらしい。

以前にも、飛び出してきて、高齢のYさんが殴られた
ということを 聞いてはいたので、冷静に対処できた。

少し精神的な病気で、引きこもりの男性とのこと。
しばらく病院にはいっていて、退院してきたらしい。

また暴力を振るうことがあったら、どう防ぐか、
相手に怪我をさせては 警察沙汰になる。怪我を
させずに押さえ込むにはどうしようか、と 頭を
巡らせているうちに、母親が出てきて 連れ帰って
くれ、一件落着。

明るく元気のよい年寄り仲間ですが、それが気に
いらぬと。人は、どこで、 恨みをかうか、わからぬ
ものです。気をつけるべし。