現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

ぼく「はらたつのに」で~す

2012-06-21 13:57:36 | 虚無僧日記
反論、清武氏「私は関知していません」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

「巨人の原監督が元暴力団員に1億円を払っていた」という
事件。新聞各紙の対応を見ると、「朝日新聞」が三面に
右半分をさいて、「中日新聞」は目立たないページに
小さく囲み記事、「読売新聞」は 不掲載。

「朝日新聞」は先月、「巨人の一部選手の契約金問題」を
報道したことで「読売新聞」と対決していましたっけ。

なるほど、マスコミとはこういうものかと知ります。

巨人軍側は「元球団代表の清武英利がリークした」と言い、
清武氏は「私は関知していません」とシラジラしい。
清武氏の代理人は「もし そういう不祥事があったのだったら、
読売は潔くそれを認めて、陳謝する方が先だろ」と。

そうですよね。

相撲界が不祥事続きで落ち目になったのに続いて、
「野球よ!お前もか?」ですね。みっともない。


ところで、リークついでに「原辰徳」の奥さんて
「松本明子」さんですよね。慶応で 同期でした。
「離婚した」という噂もありますが・・・、今どうして
いらっしゃいますか。

当時、私のニックネームは「牧(ぼく)原(腹)立つのに」
でした。

「ニッセイのおばちゃん今日もゆく~」

2012-06-21 13:01:28 | 社会問題
毎朝、ラジオ体操とモーニングに集う方たちは、
すごい方ばかり。「父親が、叔父が○○の市長だった」
とか、Hさんの甥子さんは「ヤマト運輸」の社長。
そして Iさんの甥子さんは、これまたびっくり、
「あんたんとこの(日本生命)の専務やっとるで」と。


東北の震災で「日本生命」も店舗のいくつかを流され、
家族や家を失った職員もいますが、それにめげず、
壊れた営業所を補修し、担当のお客様の安否確認に
奔走したとのことです。

その陣頭指揮にあたったのは「岡本國衞社長」おん自ら
でした。「岡本國衞」社長は4月に退任し、会長に就任
することになっていました。社長職を退くのですから、
被災地の対策に全力傾倒できたといいます。

作業服を着て、テントの中で炊き出しをしたり、
職員の先頭にたって避難所を回る。その姿に職員も
みな勇気付けられたといいます。

社長のトップダウンで、被災地の新契約活動は
ストップし、全契約者に郵便を送り、返送されて
きた封筒を持って、営業職員は、避難所を回りました。
被災者は証券も印鑑も紛失しているわけですが、
日頃から職員と契約者が顔なじみであったことが
保険金の支払いを可能にしたのでした。

(営業職員の給料は歩合制ですから、新契約が数カ月間も
ゼロだと給料が無くなります。 被災地の職員はその間の
給料は保証されました)。


その昔「ニッセイのおばちゃん今日もゆく~」と
いうコマーシャルがありました。日本全国隅々まで
日生は人と人との触れ合いを大切にするという
メッセージでした。

最近は、保険も、セールスマンを介さず、ネットで
申し込むのが良しとする風潮ですが、本人が亡くなった
場合、遺族が保険に加入していた事を知らなければ、
保険金の請求をせずに終わってしまうでしょう。

数万人のセールスマンを抱え、地域でキメ細かな対応が
できる「日生」と「くろねこヤマト」に 共通の企業
コンセプトを見出せます。

「東国原効果」そのまんま~とは いかず

2012-06-21 12:41:44 | 社会問題
「東国原効果」今や昔 宮崎ショップ、売り上げ半減(朝日新聞) - goo ニュース

宮崎県のアンテナショップの売り上げが、激減とのニュース。
「東国原」氏の“人気力”に あらためて感心します。

私も一昨年「宮崎」に行きました。その昔、昭和30年代、
宮崎は新婚旅行のメッカでした。その頃建てられたホテルや
観光施設が廃墟のようになっているのも目にしましたが、
不況の中、「東国原」人気だけで 観光客を呼びこんでいる
ことに、感心したものです。土産物には、みな「東国原」の
似顔絵がプリントされていました。

昨年1月に「東国原」知事が退任すると、県庁を訪れた
観光客は4万人にとどまり、観光バスが列をなして訪れた
ピーク時(08年度)の10分の1になったということです。

ところで、今の知事さんは どなたでしたっけ。名前も
知られていませんね。「東国原」氏は、精力的に 全国を
飛びまわり、テレビにも出て、宮崎をPRしていました。

そうした「トップ・セールス」が 問われている時代です。


「ヤマト運輸」の社長は・・・

2012-06-21 11:39:53 | 虚無僧日記
「ヤマト運輸」の社長「山内雅喜」氏。実は なんと、
私が毎朝 行っているラジオ体操とモーニングの仲間の
Hさんの甥子さんとのことで、またまたびっくり。

Hさんは、控えめで優しい方ですが、いろいろ細かい
ことに気付かれ、仲間の世話役を自主的にかって
いただいております。

そのHさんが、話されていた。「雅喜にね、『社長就任
おめでとう』って手紙を送ってあげたら、すぐお礼の
返事が来た。僕にも姉にも娘にも全員にですよ。マメな
奴でね、感心しますよ」と。


鎌田実氏の『ニッポンを幸せにする会社』にも書かれて
いました。「鎌田氏があるところで講演をされた際、
ヤマト運輸の話をしたら、ヤマトの社員が聞いていて、
すぐ社長に報告されたのでしょう。山内社長から丁寧な
お礼状をいただいた。社内の風通しのよさ、すぐ礼状を
出す 山内社長もすごい」と。


私も、今年こそは「お礼の手紙を書こう」と、毎年
正月に誓うのですが、書いた ためしがない。この差
ですね。トップに昇れる人と、奈落に堕ちる人との違い。

ニッポンを幸せにする会社 「ヤマト運輸」

2012-06-21 11:39:26 | 虚無僧日記
企業がお金を出して広告宣伝する時代は
終わったようです。もっとも、名古屋では
以前から「テレビや新聞で 派手に 広告宣伝
する会社は“怪しい”と疑う 風潮があります。

たしかに「トヨタ紡績」や「デンソー」
「アイシン」といった大手企業は、全く
TVCMを出していません。出さなくとも
名古屋人は みな知っているという自負が
あります。だからCMを打つ必要が無いのです。


『がんばらない』生き方の著書で知られる
「蒲田實氏」が、『あってよかった!応援したい、
ニッポンを幸せにする会社』という本を出され
ました。

その中で、「ヤマト運輸」の社長「山内雅喜」
氏との対談が紹介されています。

「山内雅喜」氏は、昨年4月、50歳の若さで
社長に抜擢されたことでも話題になりましたが、
3.11の震災で、いち早く救援物資の輸送を開始し、
また、荷物一個につき10円の寄付で、100億円
以上もの復興支援をするなどで、一躍「ヤマト」の
名を高めました。 

「ヤマト」のすごいのは、雇用も増大させ、
「仕事と収入と生きる喜び」を社会に提供し
続けていることです。震災の被災地では、積極的に
地元の人を雇用し、宅配の業務を遂行しました。
その数、延べ1万4,286人。

宅配便がスタートした頃は、郵便局が「小包み事業」を
圧迫すると猛反対したそうです。当時郵便局の取り扱い
個数は 年2億個。その市場を奪われると危惧したの
ですが、そんな軋轢をものともせず、「ヤマト」は
着実に市場を拡大し、5年後には「20億個」を
目指しており、それにともなっての“雇用”も
増大させてきたのでした。

「仕事がない、儲からない」と 閉塞感がある今日の
社会で、着実に市場を広げ、雇用も拡大し、働く人も
顧客も幸せにする会社。まさに「ニッポンを幸せにする
会社」があるということに、元気づけられます。

「くろねこヤマト」に学ぶ

2012-06-21 10:14:52 | 虚無僧日記
「ヤマト運輸」社長「山内雅喜」氏について、鎌田實著
『ニッポンを幸せにする会社』に 書かれた内容は、
すばらしい内容でしたので 紹介させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3.11の震災で、被災地域の「ヤマト運輸」の社員は
1,200人。社員5人が亡くなり、多くの社員が肉親を
亡くし、家屋も流出したという事態の中で、震災の翌日から、
社員たちが、柱しか残っていないような営業所に集まり、
仕事についた。全国から 水や食料、毛布といった救援物資が
どんどん送られてくるが、他所からのドライバーでは、届け先が
わからない。「地元のことは地元の人間でなければわからない
だろうから」と、社員たちがボランティアで物資の配送に
当たった。これは本社からの司令が来る前に、全く自発的な
動きだった。10日後には 全国から個人宛に送られてくる
物資の宅配を再開した。届け先の家は無くなっている。
しかし、避難先を訪ね回って、着実に品物を届けた。

それができたのは、日頃からの「ヤマトのSD(セールスドライバー)は、
ただ 物を運ぶのではない。地域の人たちに、贈(送)り物という
“幸せ”をお届けする」のだという“心”が培養されていたから。

SDたちが、地元の人たちと顔なじみになっていて、
「誰々さんなら、どこどこの避難所にいるよ」と、教えて
もらえたからだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私も、以前ブログに書きましたが、地下鉄駅前で虚無僧で
立っていたら、「くろねこヤマト」のお兄さんがトラックから
降りてきて「牧原さん、宅急便 来てますが どうしましょう」と。
もうビックリでした。私が虚無僧って知っていたのですから。

「ヤマト」のSDは全国に6万人。年間の取り扱い個数は
32億個といいますから、単純計算で、国民1人あたり、
1年に25個以上も宅配便を利用していることになります。
月2回は宅急便のお兄さんに世話になっている。私も、
そのくらい 顔を合わせています。

私のことを 知ってもらえているということが、なによりの
信頼なのです。




テレビCMの効果

2012-06-21 03:27:47 | 虚無僧日記
また、広告代理店から電話。今度は「テレビですよ~」と。
「テレビ番組の最後に、『一路会』と テロップが
流れます。5万円でですよォ~。こんなチャンスは
めったにありません。ぜひぜび」と。

わずか5秒、一回では、誰も見ていないでしょう。
5万円をドブに捨てるようなものです。


テレビCMは、視聴率の高低で 価格に差がありますが、
だいたい「1秒 1万円」が 相場でしょうか。

30秒CM1回で 30万円。1日10回放映されれば
300万円。10日で 3,000万円。これは1局の
一地域だけですから、地方局まで含めて全国 10局に
流すとすると、3億円。

100日流せば30億円。1年で 3,000億円です。
家電や化粧品など 大手の企業は、年間3~5千億円も
テレビCMに つぎこんでいました。

それが最近、目にしなくなった企業が多くなりました。
テレビ局や広告代理店が 火の車なのも わかります。

一度広告を出すと、他社が次々と たかってくるのでは、
もう怖くて広告も出せないですから、ますます苦境でしょう。