現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「不買習慣(週間)」

2012-06-17 22:07:19 | 虚無僧日記
「不買習慣(週間)」の記事を目にしました。
「一日、買い物をしない日を作る。その習慣をつけ、
1日、2日、3日・・・・そして1週間、何も買わない」
ということに、挑戦してみようというものです。

昔は、“欲しいモノ”があって、それを買いに お店に
行ったものです。今は“欲しいモノ”が 無くとも、
とりあえず コンビ二なりスーパーにはいって、そこで
“欲しい”気に させられ、買ってしまう。

なるほど、私も、小銭でも持っていると、ついつい
コンビ二に はいって、「何か買わなければ」と、
ジュースなり 菓子なり 本等を買ってしまいます。

「お金を貯めよう」と思ったら「出ずるを制す」。
わかっちゃいるけど、やめられない。薬物患者の
治療のように、相当の勇気と決意が要ります。

というわけで、その気になって「一日 何も
買わない」ということに 挑戦してみました。

小物や文具類も 無ければ無いで 他のモノで
代用したりして、なんとか済むようになりました。

食べ物は、冷凍庫の中の 餅、ふりかけ、佃煮の類、
「流し」の下にあった缶詰、スパゲッティ、麺類
などなど すべて食べ尽くして、きれいさっぱりに
なりました。


テレビ離れ

2012-06-17 17:29:04 | 虚無僧日記
「新聞離れ」に加えて「テレビ離れ」が著しい。

6/16「朝日新聞」に「最近のテレビはつまらない?」と
いうタイトルで、アンケートの結果が載っていました。

3722人が回答を寄せ、「つまらない」が75%。
「つまらない番組」のトップが「バラエティ
(お笑い)」で 2,100人でした。

私も、最近の「お笑い芸人」のネタが 全く笑えません。

「グルメ」番組や「ワイドショー」「通販」にも、
いい加減、辟易しているようです。

チャンネルでは、以前は「NHKは堅くて つまらない」と
不人気でしたが、この調査では逆転し、「面白い」チャンネルの
トップが「NHK」。「つまらない」のトップは「フジテレビ」
でした。

意外に、世間一般の人はまじめで、「ドキュメンタリー」や
「ニュース」に テレビの役割を 期待していることが
わかりました。

「地デジ化を機にテレビを卒業しました」という
愛知県の男性。私と同じ仲間が大勢いるようです。

時代をリードし、社会の価値観を創造してきた
マスコミが、今「まずゴミ」と蔑まれる存在に
なってきました。起死回生は「AKB48」の
秋元康でしょうか。

でも、「すべてのものに“賞味期限・消費期限”が
ある」ことを心しておきましょう。

瀬戸内寂聴さんも「原発」反対

2012-06-17 08:22:01 | 虚無僧日記
今日の“情報”。中日新聞に「瀬戸内寂聴」さんが
寄稿していました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「津波の被災地を訪れると、たいていの場合、
明るく迎えてくれました。でも 福島県飯館村では、
明らかに雰囲気が違いました。“人の話なんて
聞きたくない”という感じで。
津波で町ごと流されてしまった地域は悲惨ですが、
復興への望みがあります。原発で放射性物質を
浴びた地域は、その望みがない。だから原発事故は
怖いんです」と。そして、

「多くの国民は、“原発ゼロ”を受け入れる準備を
進めています。どれだけの国民が原発の再稼動を
望んでいるというのでしょうか。喜ぶのは一部の人
だけです」とも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホントにそう思います。「節電を」という国や電力
会社の要請を受けて、私も「電気代を3分の1」に
したのに、それでも「原発再稼動」では、裏切られた
気持ちです。

朝日新聞の一読者の投稿では「節電に協力すると
いうより、“電気の不買運動”という意識に切り替え
よう」と。

大飯町の人々は「原発が無いと生きていけない」と
云います。でも、原発が無かった時代でも生きて
これたのです。原発が無くても生きていく道を
探るべきではないですか。“既得権益”にしがみ
つく人たちは、福島のような事故が起きた時、
どのように補償してくれるというのでしょう。

「野田総理」は「私が責任をとります」と言って
いますが、福島の被災者の補償も無い今、誰も
本気にしませんね。虚しさがあふれます。



「中日新聞」VS「朝日新聞」

2012-06-17 08:00:38 | 虚無僧日記
名古屋は「中日新聞」が ダントツ1位の占率です。
2001(H12)年3月の調査で、名古屋市内の世帯配布率は、
中日が85.6%、朝日が8.8、日経が4.1、読売が2.2、
毎日が1.2 でした。

最近は「新聞離れ」が著しく、私のマンションでも、
「中日新聞」を とっている世帯が 半分ほど。他紙は
0です。

昔は、毎朝、新聞各紙に目を通し、必要な記事を
切り抜いて、スクラップ帖などに貼っていたものでした。

ところが、最近では切り抜くような記事がとんと
なくなりました。「五木寛之の『親鸞』」や、今ですと、
「幸田真音の『天佑なり』(高橋是清の話)」を読むため
だけにとっているようなものです。

「新聞離れ」は、新聞の情報に“価値”が見出せなく
なったからでしょうか。そういう記事を書けなく
なった記者にも問題がありそうです。

ところで、今朝のNHKラジオ「沢村貞子の『私の
浅草』」で、「情報は人を出し抜いて儲けるための
ものじゃない、“情けを報(しら)せる”“情けに
報いる”と書くでしょ」という話しがありました。
「浅草の人は、それぞれの家の台所事情、懐(ふところ)
具合を知っていて、それを口にせず、“惻隠の情”、
情けをかけ、助けあって生きていた」というのです。

最近は「プライバシーの保護」とかで、他人の
懐(ふところ)具合も覗けなくなり、そんな情報にも
目をつぶるようになりましたですね。

「朝日新聞」の販売員がやってきて・・・

2012-06-17 03:50:43 | 虚無僧日記
昨日「朝日新聞」の営業マンがやってきました。
珍しいことです。他紙は一度も来たことがありません。

「3ヵ月間だけでも、お願いできませんか」と。

頼まれると断れない私ですが、そこへ丁度、
マネージャーの鈴花がやってきて、言下に
「お断りします!」とピシャリ。

ところが 彼は、そこであきらめず、なんだかんだと
食い下がってきたのです。支払い決定権が彼女にあると
判断するや、彼女と交渉を始めて、「1,000円の商品券」を
チラつかせ、額の汗を拭き拭き・・・・。

営業の機微が解る彼女のことですから、相手の誠実な
態度、明るい笑顔、なにより、ドレスシャツを着こなした
オシャレなイケメンに、態度を軟化させ、「3ヵ月と
いう約束で」と了承。一番驚いたのは私でした。

以前、他のセールスが来た時、決定権のある彼女を
無視して、私になんとか了解をとりつけようと
するものですから、彼女も 怒って、追い返したことが
ありました。

保険のセールスでもそうです。ご主人と話していても、
決定権は奥様だったりしますので、その見極めと
切り替えが大事です。そして、今回の決め手は、
終始 絶やさぬ 笑顔でした。

ところで、月額 3,000円、商品券1,000円いただいて、
その上、今月残り半月分は無料。これでいったい、
彼の報酬はいくらになるのでしょう。

新聞業界も大変です。保険の方がよっぽと収入が
いいと思いますがね。