この作品の特徴は、前の2作品と比べ、エラリーが苦戦する所。有効な手が打てず、第2の殺人が起こってしまう。
苦悩するエラリー。
捜査が進展しないと周りから責められ、父親のリチャード・クインも体調をくずしてしまう。
まあ、最後には華々しく解決するのですが…。
解決編の所で、エラリーの推理を読んでいくうちに、ああそうだ、どうしてこんな事が分からなかったんだろう!犯人はこの人しかありえない!!という事になるが、今回の場合、あまりにも動機が弱い。だから、意外な犯人で驚くというより、拍子抜けする。
前作2作品に比べると少し落ちるかな、というのが正直な感想。
しかし、第2の殺人が防げなかったと悩むなんて、エラリーはなんて良心的なの。金田一耕介なんか、容疑者の半分以上が死ななければ、絶対解決しません。
苦悩するエラリー。
捜査が進展しないと周りから責められ、父親のリチャード・クインも体調をくずしてしまう。
まあ、最後には華々しく解決するのですが…。
解決編の所で、エラリーの推理を読んでいくうちに、ああそうだ、どうしてこんな事が分からなかったんだろう!犯人はこの人しかありえない!!という事になるが、今回の場合、あまりにも動機が弱い。だから、意外な犯人で驚くというより、拍子抜けする。
前作2作品に比べると少し落ちるかな、というのが正直な感想。
しかし、第2の殺人が防げなかったと悩むなんて、エラリーはなんて良心的なの。金田一耕介なんか、容疑者の半分以上が死ななければ、絶対解決しません。