作者が意識してそうしているのか、それとも出版社の依頼なのか、講談社から出している推理小説(主に国名シリーズ)とは、かなり雰囲気が違う。
そう、前回読んだ『海のある奈良に死す』も、角川文庫だった。
どういうふうに違うかというと、有栖川有栖の持ち味である論理性がすっかり影を潜め、ストーリー展開やキャラクターの魅力で読ませようとしている。
別にそれが悪いと言うわけではないが、ちょっと寂しいね。
四作品が収められている。『201号室の災厄』は、火村ファン必読の書!! ちょっと火村がカッコ良く書かれすぎているね。
この作品はマンガ化されているようだ。(サナダさんからの情報)
『ホテル・ラフレシア』では、犯人当てゲーム劇<トロピカル・ミステリー・ナイト>に参加するためアリスと火村は南の島のリゾートホテルにやってくる。その作中推理劇の犯人を、わたくし、見事当てる事ができました。ウレシイ。
しかし、ラフレシアって確か、世界最大の花で直径が1Mぐらいあり、すごい悪臭がしてそれにつられてやってくる蠅が受粉するという話を聞いた事がある。
いくらなんでも、もっとキレイな名前を付ければいいのに。
この作品も、タイトルにふさわしく、もっとグロテスクなお話かなと予想したら、ずいぶんサッパリしていた。
そう、前回読んだ『海のある奈良に死す』も、角川文庫だった。
どういうふうに違うかというと、有栖川有栖の持ち味である論理性がすっかり影を潜め、ストーリー展開やキャラクターの魅力で読ませようとしている。
別にそれが悪いと言うわけではないが、ちょっと寂しいね。
四作品が収められている。『201号室の災厄』は、火村ファン必読の書!! ちょっと火村がカッコ良く書かれすぎているね。
この作品はマンガ化されているようだ。(サナダさんからの情報)
『ホテル・ラフレシア』では、犯人当てゲーム劇<トロピカル・ミステリー・ナイト>に参加するためアリスと火村は南の島のリゾートホテルにやってくる。その作中推理劇の犯人を、わたくし、見事当てる事ができました。ウレシイ。
しかし、ラフレシアって確か、世界最大の花で直径が1Mぐらいあり、すごい悪臭がしてそれにつられてやってくる蠅が受粉するという話を聞いた事がある。
いくらなんでも、もっとキレイな名前を付ければいいのに。
この作品も、タイトルにふさわしく、もっとグロテスクなお話かなと予想したら、ずいぶんサッパリしていた。