都筑道夫の作品は、ずいぶん前にソープ嬢(その当時はトルコ嬢と呼んでいたと思う)が探偵役の短篇小説を読んだことがあるだけ。
倉知淳の「星降り山荘の殺人」を読んだ時に解説にこの「七十五羽の烏」が紹介されていて、是非読んでみたいと思っていたのだ。
(「星降り山荘の殺人」はこの「七十五羽の烏」の書式をまねているんだね。もちろんトリックは全く違います。)
働くという事に全く興味を示さない金持ちのボンボン・ものぐさ太郎と、一応そのボンボンが経営する心霊探偵事務所の唯一の社員・片岡が、呪われた一族からの依頼を受けるところから物語は始まる。
最初は、掛け合い漫才のような会話が面白く、とても軽いタッチで話が進んでいく。しかし毎日のように殺人が起こり、3人も死んで、心霊探偵たちの面目丸つぶれ。家人から無視され始める。
そうだよね。何人死んでもケロリとしている金田一のような探偵はオカシイよね。
小説の中に、凝った家の造りや調度類がイラスト付きで細かく書かれていて、ははーん、ここいらがトリックに関係ありかと勝手に期待したが…。
うーん、まあ、本格推理小説ですね。
倉知淳の「星降り山荘の殺人」を読んだ時に解説にこの「七十五羽の烏」が紹介されていて、是非読んでみたいと思っていたのだ。
(「星降り山荘の殺人」はこの「七十五羽の烏」の書式をまねているんだね。もちろんトリックは全く違います。)
働くという事に全く興味を示さない金持ちのボンボン・ものぐさ太郎と、一応そのボンボンが経営する心霊探偵事務所の唯一の社員・片岡が、呪われた一族からの依頼を受けるところから物語は始まる。
最初は、掛け合い漫才のような会話が面白く、とても軽いタッチで話が進んでいく。しかし毎日のように殺人が起こり、3人も死んで、心霊探偵たちの面目丸つぶれ。家人から無視され始める。
そうだよね。何人死んでもケロリとしている金田一のような探偵はオカシイよね。
小説の中に、凝った家の造りや調度類がイラスト付きで細かく書かれていて、ははーん、ここいらがトリックに関係ありかと勝手に期待したが…。
うーん、まあ、本格推理小説ですね。