「惑い続けて40年」というサブタイトルからも分かるとおり、酒井さんの40歳前後のエッセイをまとめたもの。
「いつから中年?」と問われてもねぇ…。世間的には、もうとっくに中年だと思うけど、酒井さんは以前、『35歳成人説』を唱えた人らしく、40歳で中年というくくりには納得できないらしい。
これは彼女だけの感じ方ではなくて、首都圏の独身で裕福なバブルを経験したアラフォー世代に共通の感覚のようだ。
まさに、日本版セックス・アンド・ザ・シティ!
読んでて、酒井さんって本当にリッチだものね。子どもの頃も、大人になっても、現在も。
例えば、酒井さんが高校生の時。親の旅行中に友達が遊びにくる事になった。繁華街でAM1時頃まで遊び、さて何か食べようかという事で、(親から、そのお鮨屋さんで食べなさいと言われていた、親の行きつけの)お鮨屋さんへ行って食事。
代金は、後から親が払ってくれる事になっている。もちろんくるくる寿司ではないよ!!
しっかし…AM1時に高級鮨屋のカウンターで鮨をつまむ女子高生って…!!
羨ましい、実に羨ましい。
ああ、人間の運命って、生まれた家庭で決まってくるんだと、つくづく思う、読むとちょっと落ち込む1冊でした。
「いつから中年?」と問われてもねぇ…。世間的には、もうとっくに中年だと思うけど、酒井さんは以前、『35歳成人説』を唱えた人らしく、40歳で中年というくくりには納得できないらしい。
これは彼女だけの感じ方ではなくて、首都圏の独身で裕福なバブルを経験したアラフォー世代に共通の感覚のようだ。
まさに、日本版セックス・アンド・ザ・シティ!
読んでて、酒井さんって本当にリッチだものね。子どもの頃も、大人になっても、現在も。
例えば、酒井さんが高校生の時。親の旅行中に友達が遊びにくる事になった。繁華街でAM1時頃まで遊び、さて何か食べようかという事で、(親から、そのお鮨屋さんで食べなさいと言われていた、親の行きつけの)お鮨屋さんへ行って食事。
代金は、後から親が払ってくれる事になっている。もちろんくるくる寿司ではないよ!!
しっかし…AM1時に高級鮨屋のカウンターで鮨をつまむ女子高生って…!!
羨ましい、実に羨ましい。
ああ、人間の運命って、生まれた家庭で決まってくるんだと、つくづく思う、読むとちょっと落ち込む1冊でした。