大学3年生の千晴は、学内の仲間7人と『就活プロジェクトチーム』を結成。目標は最難関マスコミ全員合格!
クールなリーダー、美貌の準ミスキャンパス、理論派メガネ男子、体育系柔道部、テニスサークル副部長、女性誌編集者志望のぽっちゃり系、といった個性豊かなメンバーの闘いはいかに?
リーマンショック前の、ちょっと景気がよくなりつつある時の就職活動記だから、すごく明るい。
1人、リタイアが出たが、残りの6人はほぼ希望した会社に入社できた。(4人は第一志望のマスコミに、2人は第一志望ではなかったが、有名メーカーに)
しっかし、いくらなんでもこんなお伽噺アリ? いくら彼らの通っている大学が有名私大(たぶん早稲田がモデル)だとしても、大手マスコミなんて1000人に1人の割合でしょう?
就活なんて30年前に終えてしまったオバハンの私でも、読んでいてムカムカするのに、現役就活生だったら、なおさらムカムカするだろう。
この小説の始めの方に出てくる海老沢さん。彼は千晴と同じ有名私大の卒業生だが、就職氷河期に社会人となり、希望した職に就けず転職を繰り返し、今は千晴と同じファミレスでアルバイトしている。
アルバイトから正社員への登用を期待していたようだが、まったくサービス業に向いていない。30歳過ぎてアルバイトでは、やる気が出ないのだろう。
お客とトラブルを起こし、店を辞めてしまった。
飲食店って、本当に厳しいみたいだものね。
こういった人が登場すると、リアリティがありすぎて気が滅入るが、就活楽勝というのも、ノーテンキ過ぎる様な。
クールなリーダー、美貌の準ミスキャンパス、理論派メガネ男子、体育系柔道部、テニスサークル副部長、女性誌編集者志望のぽっちゃり系、といった個性豊かなメンバーの闘いはいかに?
リーマンショック前の、ちょっと景気がよくなりつつある時の就職活動記だから、すごく明るい。
1人、リタイアが出たが、残りの6人はほぼ希望した会社に入社できた。(4人は第一志望のマスコミに、2人は第一志望ではなかったが、有名メーカーに)
しっかし、いくらなんでもこんなお伽噺アリ? いくら彼らの通っている大学が有名私大(たぶん早稲田がモデル)だとしても、大手マスコミなんて1000人に1人の割合でしょう?
就活なんて30年前に終えてしまったオバハンの私でも、読んでいてムカムカするのに、現役就活生だったら、なおさらムカムカするだろう。
この小説の始めの方に出てくる海老沢さん。彼は千晴と同じ有名私大の卒業生だが、就職氷河期に社会人となり、希望した職に就けず転職を繰り返し、今は千晴と同じファミレスでアルバイトしている。
アルバイトから正社員への登用を期待していたようだが、まったくサービス業に向いていない。30歳過ぎてアルバイトでは、やる気が出ないのだろう。
お客とトラブルを起こし、店を辞めてしまった。
飲食店って、本当に厳しいみたいだものね。
こういった人が登場すると、リアリティがありすぎて気が滅入るが、就活楽勝というのも、ノーテンキ過ぎる様な。