あまりにもマンガチックで華々しい表紙の装丁なので、さほど期待せずに読んだが、これがよい意味で期待を裏切り、すっごく面白い!! 驚いた!
正統派のド本格。作者の東川篤哉氏は、赤川次郎の作品にすごくハマったらしいけど、赤川次郎よりうんと面白いと思う。
この東川氏は2002年にデビューして、もう何冊も書いているらしいが、私はこの「謎解きは~」を読むのが初めて。
きっとキチンとした本格ミステリなんだろうけど、登場人物の魅力がイマイチで、あんまり売れなかったんだろう。
この「謎解きは~」は、キャラの魅力が爆発…というか暴走しちゃってる。
国立署の令嬢刑事が毒舌執事に「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」とコキおろされながらも、難事件を解決していく。
そこに、花形満が阪神タイガースに入団しそこなって、仕方なく警察官になったというカンジの風祭警部が参入し、シッチャカメッチャカ。
皆さん、花形満ってわかる?『巨人の星』の。
全部で6話収められている。第1話と第6話だけがイマイチで、あとは珠玉の作品。4/6つまり2/3だから名作率がすごく高い。
特に第3話「綺麗な薔薇には殺意がございます」 第4話「花嫁は密室の中でございます」は、出来がいいと思う。
正統派のド本格。作者の東川篤哉氏は、赤川次郎の作品にすごくハマったらしいけど、赤川次郎よりうんと面白いと思う。
この東川氏は2002年にデビューして、もう何冊も書いているらしいが、私はこの「謎解きは~」を読むのが初めて。
きっとキチンとした本格ミステリなんだろうけど、登場人物の魅力がイマイチで、あんまり売れなかったんだろう。
この「謎解きは~」は、キャラの魅力が爆発…というか暴走しちゃってる。
国立署の令嬢刑事が毒舌執事に「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」とコキおろされながらも、難事件を解決していく。
そこに、花形満が阪神タイガースに入団しそこなって、仕方なく警察官になったというカンジの風祭警部が参入し、シッチャカメッチャカ。
皆さん、花形満ってわかる?『巨人の星』の。
全部で6話収められている。第1話と第6話だけがイマイチで、あとは珠玉の作品。4/6つまり2/3だから名作率がすごく高い。
特に第3話「綺麗な薔薇には殺意がございます」 第4話「花嫁は密室の中でございます」は、出来がいいと思う。