先にアニメの方で鬼太郎に親しんだ人が、水木しげるの描いた「ゲゲゲの鬼太郎」を読むと、すごく違和感を感じると思う。
暗くて陰気な雰囲気の、日本の風景・気象・家屋に、とぼけた顔した人物や妖怪たち。
この第1巻に載っているのは、週刊少年マガジンで昭和40年~43年に連載された物だから、貸本屋時代のころの鬼太郎に比べ、一般受けするように、かなり明るく描かれているようだが、それでもまだ重い。
私が、鬼太郎をマンガ雑誌で読んだのは、いつごろだろう? 6才年上の兄がいるので、彼が買っていた少年マガジンを読んだんじゃないかな?
確か、こんな場面があった。
鬼太郎が小学校に通っていて、お昼ご飯の時間になり、お弁当のふたを開けるとドブネズミが入っていた。鬼太郎はそれを隠しながら「本当に、お父さんはお弁当のセンスがない」とか文句を言いながら、食べている場面を、覚えている。
確か…猫娘が一緒にいたような…。
良い妖怪(鬼太郎一派)が、悪い妖怪を退治して、人間に感謝されるというお話ばかり。ねずみ男のように、優勢な方の味方になるというコウモリタイプもいる。
しかし、このねずみ男がいなかったら、本当に勧善懲悪の退屈なマンガになったろうね。
水木しげるも、この事は認めていて、何かのインタビューで「理想とする生き方はねずみ男」と答えていた。
NHKドラマ「ゲゲゲの女房」で、ねずみ男のモデルとなった人を、杉浦太陽が演じていた。
しかし、モデルとなったご本人は、自分がねずみ男のモデルとなっている事を知っているんだろうか? 自分がモデルとは気が付かず「いい加減な男だなぁ」と憤慨してるんじゃ…?
本当にねずみ男のモデルとなるほどずうずうしいなら、モデル料を請求するでしょう?
暗くて陰気な雰囲気の、日本の風景・気象・家屋に、とぼけた顔した人物や妖怪たち。
この第1巻に載っているのは、週刊少年マガジンで昭和40年~43年に連載された物だから、貸本屋時代のころの鬼太郎に比べ、一般受けするように、かなり明るく描かれているようだが、それでもまだ重い。
私が、鬼太郎をマンガ雑誌で読んだのは、いつごろだろう? 6才年上の兄がいるので、彼が買っていた少年マガジンを読んだんじゃないかな?
確か、こんな場面があった。
鬼太郎が小学校に通っていて、お昼ご飯の時間になり、お弁当のふたを開けるとドブネズミが入っていた。鬼太郎はそれを隠しながら「本当に、お父さんはお弁当のセンスがない」とか文句を言いながら、食べている場面を、覚えている。
確か…猫娘が一緒にいたような…。
良い妖怪(鬼太郎一派)が、悪い妖怪を退治して、人間に感謝されるというお話ばかり。ねずみ男のように、優勢な方の味方になるというコウモリタイプもいる。
しかし、このねずみ男がいなかったら、本当に勧善懲悪の退屈なマンガになったろうね。
水木しげるも、この事は認めていて、何かのインタビューで「理想とする生き方はねずみ男」と答えていた。
NHKドラマ「ゲゲゲの女房」で、ねずみ男のモデルとなった人を、杉浦太陽が演じていた。
しかし、モデルとなったご本人は、自分がねずみ男のモデルとなっている事を知っているんだろうか? 自分がモデルとは気が付かず「いい加減な男だなぁ」と憤慨してるんじゃ…?
本当にねずみ男のモデルとなるほどずうずうしいなら、モデル料を請求するでしょう?