前回のブログ更新から、すごく間隔が開いてしまって申し訳ないです。
自分のめまいが良い方向に向かいつつあるので喜んでいたら、実家の母が腰を圧迫骨折して入院。あああ、人生色々あります。病院と自宅と実家を、あたふた駆け回っています。こう忙しいと「お菓子を食べながら本を読む」生活がいかに贅沢だったかという事が、よくわかりますね。
更新の間隔が開くとは思いますが、これからも続けていきますので、皆さん、見捨てないで遊びに来てくださいね。
さて、佐野洋子の本業は絵本作家だが、エッセイストとしても有名で、あちこちに書き散らかした雑文(失礼!)を1冊にまとめたのが、このエッセイ集。本業で無い無責任さからか、本当に面白い。それに売れている。この文庫は、平成7年3月発行だが、平成19年3月で13刷。すごいなぁ。
どのエッセイも楽しいが、印象に残ったのは『グラント・キャニオン』というエッセイ。その中で佐野洋子は、「名所・旧跡・名画などというものを実際に目の前にすると(中略)たいがいは、私が勝手に想像しているよりもみすぼらしい。(中略)モナリザもミロのヴィーナスも『へぇ、こういうもんだったの、ふーん』と、どっと感激できないのである。(中略)感激しない自分が恥ずかしいと、やたら気持ちが忙しいのである。」と書いてある。
佐野洋子でもそうなのか!と私は少し安心する。
以前、益田ミリの自伝的エッセイで、ミリが高校生の時、ゴッホの『ひまわり』を観て美大に行こうと決めた、と書いてあった。美大に進もうという人は、皆こういった原体験を持っているのかと驚いたことがある。
私は、世界的な名画を観ても感動しない自分がいると、やっぱり私って芸術的感性が低いんだなと少し悲しくなったが、佐野洋子でも、そういう事あるんだ、と知ると少し救われた気になります。
地元の美術館で見た『草間弥生』? 世界的に有名な芸術家らしいが…わからないです。どこがいいのか。
そうだなぁ、私は歌川国芳の猫の浮世絵だったら、魂を揺さぶられますね。
自分のめまいが良い方向に向かいつつあるので喜んでいたら、実家の母が腰を圧迫骨折して入院。あああ、人生色々あります。病院と自宅と実家を、あたふた駆け回っています。こう忙しいと「お菓子を食べながら本を読む」生活がいかに贅沢だったかという事が、よくわかりますね。
更新の間隔が開くとは思いますが、これからも続けていきますので、皆さん、見捨てないで遊びに来てくださいね。
さて、佐野洋子の本業は絵本作家だが、エッセイストとしても有名で、あちこちに書き散らかした雑文(失礼!)を1冊にまとめたのが、このエッセイ集。本業で無い無責任さからか、本当に面白い。それに売れている。この文庫は、平成7年3月発行だが、平成19年3月で13刷。すごいなぁ。
どのエッセイも楽しいが、印象に残ったのは『グラント・キャニオン』というエッセイ。その中で佐野洋子は、「名所・旧跡・名画などというものを実際に目の前にすると(中略)たいがいは、私が勝手に想像しているよりもみすぼらしい。(中略)モナリザもミロのヴィーナスも『へぇ、こういうもんだったの、ふーん』と、どっと感激できないのである。(中略)感激しない自分が恥ずかしいと、やたら気持ちが忙しいのである。」と書いてある。
佐野洋子でもそうなのか!と私は少し安心する。
以前、益田ミリの自伝的エッセイで、ミリが高校生の時、ゴッホの『ひまわり』を観て美大に行こうと決めた、と書いてあった。美大に進もうという人は、皆こういった原体験を持っているのかと驚いたことがある。
私は、世界的な名画を観ても感動しない自分がいると、やっぱり私って芸術的感性が低いんだなと少し悲しくなったが、佐野洋子でも、そういう事あるんだ、と知ると少し救われた気になります。
地元の美術館で見た『草間弥生』? 世界的に有名な芸術家らしいが…わからないです。どこがいいのか。
そうだなぁ、私は歌川国芳の猫の浮世絵だったら、魂を揺さぶられますね。
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