コージーミステリの代表作。しかし、あまりにもコージー過ぎて私には…あわないなぁ。
ストーリーもよく練られているしトリックも本格的で感心するが、キャラと雰囲気がどうもなじめない。
登場人物は皆、明るく元気でニコニコ。分かりやすい文章で、あまりにも分かりやすすぎる文章で、どんどん殺人事件が起こるが、おどろおどろしさや禍々しさは全く無いので、スイスイ読める。
そう、(廃刊になったが)学習雑誌『小学6年生』の連載小説みたい。
キャラのクセが無さすぎなのだ。まあ、主人公・探偵役は三毛猫ホームズと言えなくも無いので、猫を際立たせるために他の人間の印象を薄くしたのかとも思ったが、もともとの作風なんだろう。
赤川次郎は20年以上前、爆発的なブームになって、べらぼうに本が売れた。図書館の書架だってすごい冊数! 最多じゃないか?
この文庫だって昭和59年に初版発行で、平成3年に56版発行だから、いかに売れているか分かる。
ストーリー展開の見事さなど読者を飽きさせないが…でもなぁ、キャラと雰囲気の魅力の無さは私にとっては致命的。
アンソロジーに短篇が収められていたら読むだろうが、積極的に赤川次郎の本を読みたいとは思わないね。 残念ながら。
ストーリーもよく練られているしトリックも本格的で感心するが、キャラと雰囲気がどうもなじめない。
登場人物は皆、明るく元気でニコニコ。分かりやすい文章で、あまりにも分かりやすすぎる文章で、どんどん殺人事件が起こるが、おどろおどろしさや禍々しさは全く無いので、スイスイ読める。
そう、(廃刊になったが)学習雑誌『小学6年生』の連載小説みたい。
キャラのクセが無さすぎなのだ。まあ、主人公・探偵役は三毛猫ホームズと言えなくも無いので、猫を際立たせるために他の人間の印象を薄くしたのかとも思ったが、もともとの作風なんだろう。
赤川次郎は20年以上前、爆発的なブームになって、べらぼうに本が売れた。図書館の書架だってすごい冊数! 最多じゃないか?
この文庫だって昭和59年に初版発行で、平成3年に56版発行だから、いかに売れているか分かる。
ストーリー展開の見事さなど読者を飽きさせないが…でもなぁ、キャラと雰囲気の魅力の無さは私にとっては致命的。
アンソロジーに短篇が収められていたら読むだろうが、積極的に赤川次郎の本を読みたいとは思わないね。 残念ながら。
これ、一作目でしたっけ? 一作目は結構重い雰囲気があった気がしたんだけどな? シリーズが進むにつれ、どんどん軽くなります(笑)。
しかし、シリーズが進むにつれ、ますます軽くなるんだったら、文庫本が舞い上がっちゃいますよね。文鎮でも載せておかないと。
赤川次郎は才能あるとは思うけど、私の好みじゃないですね。
僕も中学のときは赤川次郎と西村京太郎を好んで読んでました。
写真のかわいい猫はkeiさんが飼ってらっしゃるのですか?
ワンパターンだけど売れてますよね。固定ファンがいるんでしょうね。
写真の猫はみぃ太郎といいます。3年半ほど前、三男坊が拾ってきました。学校の正門の前に置かれた段ボールに入っていたそうです。