人の気持ちや期待に応えようとする余りに、
断り切れずに頼まれるまま、要求されるままに、
気が付けば押し潰されてしまうほどの荷物で一杯に。
「そんな荷物を降ろしたくても降ろせない。」
何て言うのは大きな間違いで、
誰一人として、誰かに荷物を強制的に背負せて
そして、
背中に括りつけることなど出来ないのです。
「友達と遊ぶなんてもってのほか、
そんな暇があるならもっと勉強して、
もっと学力をあげなさい。もっと、もっと。」
「送別会幹事に、新商品開発リーダーに、
マーケティングに、元の仕事の後輩の世話に。。。」
「期日までにと残業、残業、家では子供の世話に、
掃除に、料理に、家庭サービス。。。」
もう持ちたくないのであれば
NOと言えば済むだけのこと、
降ろしたいのであれば、
降ろしてしまえば良いだけのことです。
その荷物は、降ろせないのではなくて
降ろしたくないのです。
降ろさないことを
自分が決定しているだけなのです。
それを降ろせないと考えてしまうと、
自分を自分で
被害者的立場や自由意思が無い奴隷的立場に置くことになり、
余計に苦しみや辛さが大きくなります。
もし、それを断ったらどうなるんだろうか。
もし、それを拒否することは失望されることになるんでは、
人それぞれに何らかの気持ちや理由があるのだと思いますが、
その理由はひとまず置いておいて、
あなたは、その荷物を降ろしたいのか降ろしたくないのかです。
そして、降ろさないのであるなら、
それは自分の自由意思で決定した事を認め、
それによる辛さや大変さを人の所為にするのをやめた時、
自分を被害者的立場、奴隷的立場から解放させることが出来ます。
どうせ重いオモリを背負い苦しく大変な思いをするのなら、
筋力トレーニングの気分の方で荷物を持つ方が
気持ち良くやれるってことです。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計