心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

身体と心の温もり

2013年05月04日 | 見方、捉え方



単独で生きる動物と

集団で生きる動物がいます。



何故、このような違いがあるのかについては

色々と言われていますが、

あくまでも人間が観察し

人間の頭で考えた理屈であって

直接動物たちに話を聞いた訳では無いので

本当のところは分かりません。



私達人間は集団で生きることを選択し

集団で生きるメリット(1ぷらす1が2以上に)を

大きく活かし繁栄と発展を遂げてきました。



集団が上手く機能するには

何らかの価値観を個が共有し

助け合い、協力することで可能になります。



そのために不可欠なものとして

自分以外の個を尊重し、信用し、

信頼する力ではないでしょうか。



それらが方策や方針といったレベルだと

感じさせるようなものではなく

その人の筋肉、神経、心の深い所から

つまり、無意識レベルから

発しているものであるなら

それらはその人そのものとなり

不変の印象を与えることになります。



そのことが他人に安心感や心地良さを生み出しします。

その安心感や心地好さに人が自然と集まります。

穏やかで暖かだと感じる世界を広く感じます。



騙してやろう、利用だけしてやろうとする人から

過剰に防衛的になることもなく、

悪戯に信用したり信頼したりすることなく

嗅ぎ取り見極める能力を高めることが出来ます。



これらの力は、

幼い頃に養育者との関係の中で

抱きしめられ、触れ合うことであったり、

暖かな言葉や柔らかな表情を向けられることで

感覚的に身に付けていくものです。



それらがあまりにも不充足であると

大人になっても過大にそれを求める気持ちが強くなり

それ以外のことが見えなくしてしまうことや

尊重、信頼、信じることは

心を不安にさせ過剰に防衛的になることで

深いレベルでの交流を結ぶことを

難しくしてしまう事があります。



優しく抱きしめられることや触れあうこと、

自分に向けられる暖かな言葉や柔らかな表情は

大人になってからも体験することが出来ますが、

「私は愛されるだけの存在ではない。」

「私には存在価値が無い。」

のような信念が存在すると

催眠的に言うとそのようなイメージを

心に持ったままでは

その体験をありのままの体験することを

難しくさせてしまいます。



催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計




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