1995年 スリランカで18歳の花嫁が
結婚式場に乱入した元彼に連れ去られる事件がありました。
そこまでしても結局、彼女の心は取り戻せず、
女性は結婚式場に送り返されたが憤慨した新郎は
式場から帰ってしまっていました。
まるで名作映画「卒業」の結婚式場で花嫁を奪い去る
名シーンを彷彿させる出来事です。
この映画が日本で公開されたのは1968年で
結婚式場から花嫁を奪い去る場面は、
映画史に残る名シーンの一つとされていて
名曲「サウンド・オブ・サイレンス」も劇中歌です。
私がこの映画を観たのはテレビの◯◯ロードショーで、
まだ子供の頃に凄く心がゆさぶられたのを覚えているのですが、
今見て感動しなかったら心の中の素敵なものを
一つ失くすのが怖いので何十年も見ていないんですよね。
映画の二人は上手く行ったのですが、
今回の大逆転を狙った元彼は失敗となりました。
映画の二人の大逆転は、お互いに気持ちがあったためで、
今回のスリランカの男性の場合、
女性の方の気持ちは完全に冷えていたようなので
これはまず無理ですね。
「踊る阿保に見る阿呆 同じ阿保なら踊らにゃそんそん。」
男性は、名作映画「卒業」を見ていたのか、
それとも阿波踊りの定番文句を知っていたのか。
やらずに後悔するより、やって後悔することを
選んだ男性の行動によって大きな迷惑を被った女性。
結婚式を台無しにして彼女だけではなく出席者一同にも
大いなる迷惑をかけたので民事的な賠償を
負うのは仕方ないとしても刑事罰はどうなんだろう。
まあ女性次第でしょうか。
拉致?誘拐?つきまとい行為?迷惑防止条例?軽犯罪法違反?
私が読んだ記事では事件となっていたんですが
民事事件と刑事事件では大違い。
この男性は、彼女の気持ちが戻らないことを理解して
彼女に何一つ暴力行為をせずに式場へと戻しているので
熱すぎるヤツですが悪い奴ではないように思えるので
刑事罰が免れなかったとしても
温情ある処分が下されることを願う私がいます。