自分の周りには
素晴らしい人が一杯いる。
能力が高いとか、
得意なものがあるとか、
容姿が良いとか、
強い人とか、
そう言うのもそうだけれども
もっと別の何か、
上手く言えないけれど、
その人が
そこにいるだけで輝いて見える。
あの人の様になりたい。
せめてそう見られたいと、
自信があるように振る舞ったり、
強がったり、良く見せようとしてきたけれども
もう限界。もう頑張り切れない。
その人が感じている
自分が憧れている人のように
自然と人が集まるような
輝きを放てていないということが
事実だとしたら、
その人の努力してきた方向性を
変える必要があります。
それまでその人がやってきた事は
憧れの人を観察し、
喋り方や立ち振る舞い等を真似る方法。
すなわちモデリングです。
このような方法は
有効な方法ではありますが、
多くを求め過ぎて過剰になったり、
真似たそれを自分のものとして消化できずにいると
装っていることが負担になります。
その偽りの生き方も
偽り続ければ本物になるとか言う人もいますが、
時に、本来の自分では無い生き方は、
自分にとって無理な生き方となり、
それが過ぎれば、
苦しさや辛さを伴うことになります。
化粧を頑張り過ぎて
元の顔とは別の顔になり
まだまだ輝けていないと
もっと頑張り、頑張り過ぎて
ハリウッドの特殊メイクのようにまで
なってしまったとしたらどうでしょう。
そこまでいくと
その装いは、本来の自分の魅力を
引き出すためのものではなく
自分の魅力を覆い隠してしまいます。
そして、
例え周囲に認められたとしても
注目されるのは過剰な装いであって
自分そのものではないと感じてしまうかもしれません。
すると、
注目される装いと素の自分とのギャップを
大きく感じるようになり、
本当の自分は空っぽだと
空虚感を強めてしまいかねません。
頑張れば頑張るほど
求めれば求めるほど
苦しさや辛さが増してしまう何て言うのは
悲しすぎます。
真に輝いている人は、
自分を飾り立てていると言うよりも
世界で一つだけの自分の輝きを放つレンズを
綺麗に磨いている人のようにも思えます。
芸能人をみても
独特の個性が前面に出ている人の人気が出来るし
その人気が長続きしているのではないでしょうか。
だから、誰かのようにではなく
自分らしく、自分の個性をそのまま活かすように
方針を変えてみるのです。
この方向は、変に努力を必要としませんし、
世界に一つだけの
輝きを一番増しやすい方向です。
ところが、
何らかのきっかけで
自分そのものには何一つ魅力など無い人間だと
信じ込んでしまっている場合には、
自分らしくあることに抵抗を感じてしまいます。
無理な生き方をしていると感じ、
頑張っているのに、
辛さや苦しさが無視出来なくなっているならば
そのあたりについて
検討して見る必要があるのかもしれません。
催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計