2018年 オーストラリアの牧場で育った
体高194㎝、体重1.4tの牛が
食肉業者に売られました。
しかし、一般的なホルスタインと比べて
体重が2倍にもなる牛を見て「大きすぎる」と
断られ牧場に戻されました。
ニッカーズと名付けられた7歳のホルスタインは、
食肉業者から重すぎて食肉処理施設の設備を
通り抜けられないとのことで
食肉業者から購入することを断れました。
写真からも他の牛と比べて
明らかに大きいのが分かります。
ニッカーズは、遺伝子操作をされた牛でもなく、
大きな牛同士を交配させて生まれた牛でもなく、
普通に生まれて育ったとのことですが
良く食べて良く寝る牛だったんでしょうかね。
牧場主が言うには、
食肉業者から返されたニッカーズは、
天からのお迎えが来るまで
牧場で過ごしてもらうのだそうです。
集団で異質な存在は、孤立するか人気者になるか
のどっちであることが多いですが、
この牛は、群れのリーダー的存在になっているようです。
人気者になるためと言うか
良い関係を作れる人と出会うために、
細かなことを上げればキリがありませんし、
誰かにとって魅力的なことが、
他の誰かにとっては逆だったりするので、
誰からも好かれようとして
自分の態度や行動を決めると
泥沼に入ってしまいます。
なので全ての人の心の扉を開けられるような
魔法の鍵なんてものは無いと考えた方が
泥沼に入らずに済むように思うのです。
自分の内の暖かな輝きを感じてあげることは
難しいようで案外簡単なことなのかも知れません。
例えば、自分のお店で販売している商品を
良いものだと思えずに販売していたら
それが来店した人が求めている商品だったとしても
購入を躊躇うだろうし、
商品に自信がないから目立たないようにと
看板も出さず電気も付けずにいたら
殆どの人はお店の前を素通りすることになります。
自分の内側の輝きを感じて
その自分のバージョンアップを楽しんだり、
その自分の冒険を楽しむことは、モウ~あれです。
人に好かれたり良い交流を持てることの
一丁目一番地なのかなと思うのです。