心の扉 神戸カウンセリング花時計

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蛙法

2020年12月17日 | 雑感・愚見

 

中世フランスで、やかましい蛙の泣き声を阻止するために

「蛙法」という法律があったそうです。

 

この法律を犯すと使役を課せられるので

住民は交代で水面を叩いて蛙が鳴くのを防いだり捕獲しました。

 

 

フランス国内で英語で話しかけると

「ここはフランスだから英語ではなくフランス語を使え!」

なんて言われることが多いと聞いたことがあるのですが、

あれはフランスの気高さからくると言うよりも

イギリスへの対抗心からのものかも知れません。

 

そんなフランスでは、蛙は普通の食材のようで

イギリス人がフランス人を蔑む時の言葉として「蛙野郎!」

フランス人がイギリス人を蔑む言葉として

「ローストビーフ野郎!」があるそうです。

 

日本が食用蛙(ウシガエル)を食すようになったのは

そんなに古くないようで1918年アメリカから食用として輸入され

国が広めようとしたけれども現在の様子からわかるように

日本では広がらなかったようです。

 

蛙を食べたことのある人の話ではタンパクであっさり、

鶏肉に似た感じで割と美味しいのだそうですが、

「へえ~じゃあ私も。」とはならず鶏肉に似ているんだったら

鶏肉で良いだろうってな感じです。

 

蛙は、田んぼに水を張る頃になると

田んぼのあちこちからゲコゲコと鳴く声が聞こえ始め、

カエルの卵も発見するようになります。

 

水を張る前の田んぼには卵どころか蛙のカも無かったのに

田んぼに水を張り始めると地中から出現したかのように

田んぼのあちこちからゲコゲコと合唱団の演奏が始まり、

オタマジャクシの姿もちらほら。

 

突然姿を表すように出現する蛙は、どこから来たのかなんて

考えたことが無かったんですが、ちょっと調べてみたら

近くの草むらや近くの木等から繁殖のために適した田んぼに

えっちらおっちらとやって来て

雄がゲコゲコと鳴いて雌を呼び寄せるのだそうです。

 

水を張った田んぼには蛙の他にも色々な生物が

どこかの異空間から出現したかのように現れますが、

それらが何処からやって来たのかは調べる気にはなれないので

興味がある方は調べてみると面白いかも知れません。

 

 

各国の法律は、その国の社会を安定させ発展するために、

国民が安全に快適に過ごせるために定められているものですが

その法律も時代時代に合わせて改訂していきます。

 

私達の心の中に定めている規則もまた

オタマジャクシから蛙になり、時には王子様になったりと

その環境に合わせて柔軟に改定していかなければ

自分を守るための規則によって縛られ苦しむことになります。

 

いつも乱筆乱文で申し訳ありません。

今回、結局何を伝えたかったのかと言うと

最初の『蛙法』と言う面白い法律が

昔のフランスにあったことだけなんですよね。

 

 

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